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【追記あり】#ポールマッカートニー 公演中止損失金 36.5億円

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4公演のチケット17万枚
およそ30億円分が払い戻しとなる見込み
http://www.j-cast.com/tv/2014/05/21205285.html

合計で17万枚のチケット、30億円とすれば、1人あたり1万7,647円となる。

武道館の1万人が1500円〜10万円と高額なので、詳細はわかりにくい。

また、17万枚完売も、国立競技場の場合、当日14時からの当日券で1人4枚まで購入できるという状況もあるので、これはチケット払い戻しの額としては最大ということだろう。

【A】チケット返金総額 約30.5億円

仮に、国立競技場2日間 約16.5億円(1.5万円×5.5万人×2日) 
武道館で約7億円(10万円×1万人×70%)、
大阪・長居で約7億円とすると…約30.5億円

今回全公演キャンセルなので、ほぼ全額の払い戻しが発生する。
しかし、これはチケット収入の売上の返金だけだが、すでに莫大な経費が発生している。

 

【B】5億5,000万円が、ファンの移動だけで、消えた。

国立競技場2日に集まった地方遠征組を10%(5,500人)として、試算した場合、5万5,000人×10%として、5,500人が@50,000円の宿泊・交通費がかかったとすると、1日で、2億7,500万円

そして、それを2日分として ×2すると、国立競技場だけで、5億5,000万円

武道館や長居は、24時間以上前の中止発表なので、渡航費やホテルは、キャンセルできたものとする。

 

【C】6,600万円の記念グッズ購入

国立競技場でのドタキャンの2日間は、グッズは飛ぶように売れている。中止発表となった日は120分待ちの大行列だ。コンサートの3時間がなくなったのと、せめてもの記念グッズを求める人が多数並んだ。

こちらも20%(1万1,000人)と少なく見積もって、記念グッズを1人3,000円購入すると…6,600万円

5,5000人×20%×@3,000円×2日 =約6,600万円の記念グッズ売上だ。
原価率を20%とすると売上総利益は、5,280万円程度だろう。

ファンの行動はそれだけで終わらなかった…。

【D】1億6,500万円のコンサートの代わりの飲み代に消えた

5月17日(土)18日(日)※振替公演19日(月)の3日間の予定が吹っ飛んでしまったのだ。特に、17日と18日のファンは来場者の半分近くが、他のレジャーにコンサートにあてた時間を費やしたことだろう。

ファンたちのほとんだが、16時30分からの予定がまったくなくなり…都内の各地に飲みに散らばったと想像できる。
信濃町の居酒屋はポール公演のキャンセル客で大繁盛だった。

5万5,000人×50%(2万7,500円)×@3,000円=8,250万円

×2日=約1億6,500万円

 

【A】約30.5億円チケット返金総額 
【B】約5億5,000万円、ファンの移動・宿泊費
【C】約6,600万円の記念グッズ購入
【D】約1億6,500万円のコンサートの代わりの飲み代

【A】〜【D】ファンが支払った合計金額 
約38億3,100万円

このうち、【A】は主催者からの払い戻しなので、差し引くと、

【E】7億8,100万円 が2日間で消えたが日本の経済効果として発生している。 

そして、ここからは、主催者側の損失測定となる。一部、報道で、“箱代”だけで3億円弱。とあるが、それはない。

国立競技場は、行政の施設(独立行政法人日本スポーツ振興センター)なので、準備期間は1日50万円、公演日は3,000万円×2日で6,000万円の契約だからだ。国立競技場の箱代は、最大6,300万円だ。

武道館(公益財団法人)を1,500万円 長居(大阪市スタジアム)も1,500万円で約3,000万円でアバウトで考えると、会場経費は、約1億円だ。

※しかし、実際に公演は行われていないので、割引およびキャンセル対象も考えられる。

現場スタッフ・設営経費を約1億円と乱暴に見積もって、4公演でざっくり4億円

合計すると…

【F】約5億円の会場および設営・運用費用

となり、

【G】A+F  約35.5億円 の損失金 である。

 

【H】ポールマッカートニーのギャラ 0円 +ペナルティ
そして、一番気になるのが、今回のポール・マッカートニーのギャラだが、アーティスト側の体調不良でのキャンセルなので、今回はギャラどころかペナルティも考えられなくもない。

興行中止保険」もかけられているが、最大補償は90%までである。
保険金のお支払い式
※東京海上日動の場合

しかし、ポール・マッカートニーに関しては、過去の興行キャンセル率が51%となっており、保険の補償率もかなり低い設定で最低限であろう。
#ポールマッカートニー 来日公演の歴史 公演がおこなわれない確立51%

さらに、今回は主催者の意向というよりも、ポールマッカートニー側の意向が強かったようだ。

主催者としては、リスクの高い内容だったはずだ。

【a】同じツアー内容で、前回から半年も経ていない状況。
   ※チケット売れ行きのリスク

【b】ドームではなく、雨天などのリスクもある屋外スタジアムでの開催
   ※Live and let die での大規模な花火演出の為

【c】収容1万人の武道館でのライブ
   ※スタジアムチケット先行発売後の発表による高額チケット
    平日の15:00開催

などだ。ここまでのリスクを抱え、興行中止保険の補償も低いとなると、ポールのギャラ設定も前回同様とはいかなかっただろう。

そして、最悪の体調不良となった。

 約35.5億円 の損失金 

そのうち、50%を保険でまかなえたとしても、

【I】約17.75億円の損失金は残る

そこで、キョードー東京の財務体質が気になるが、

資本金 6,000万円 従業員50名 年商100億円 一人あたり売上2億円http://www.kyodotokyo.com/aboutus.jsp

年商100億円に対する、17.5%(17.75億円)の損失金であれば、それほどでもなさそうだが、ポールの場合は少し様子が違うようだ…。

ステージの上では、5人だが、3人のコックから、買い出し隊3人、合計すると、120人の大所帯で、大変な契約です(笑)。ゼロの数が我々の感覚と全然違います。(キョードー東京 代表取締役 山崎芳人談)
10年に一回の大仕事〜ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ来日

なので、興行そのものよりも、経費のコストが尋常ではない。

【J】120人のスタッフコストでプラス1億円

スタッフの渡航費で、@15万円としても、120人で1,800万円。
ペニンシュラのツインルームは一泊、ツインで5万円 50%オフでも2.5万円×60室(120名)で150万円×10日間でも、ホテル代のみで1,500万円。食事がさらに1日1万円としても、1,200万円。そしてギャラを1日5万とみても、6,000万円。

ざっとスタッフ120人だけでも9,300万円 約1億円くらいは、経費として発生している。これらのコストは、おそらく保険ではカバーされにくいだろう。

【K】#ポールマッカートニー 公演中止損失金合計推定 36.5億円

あくまでもフェルミ推定での数字だが、予測されている金額と近くなった。
どうこのコストを損金処理するのかが気になる。

主催しているメディアグループの多くは、広報協力の側面なので、キョードー東京がこの金額をカバーしきれるかどうかにかかっているだろう。

 

#ポールマッカートニー 延期の機会損失金は約3億円、遠征組の社会損失2億7,500万円
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20140518-00035432/

ポール全公演中止 吹き飛んだ「40億円」かぶるのは誰?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000021-nkgendai-ent
2014年5月17日と18日に東京・国立競技場、21日に日本武道館、24日に大阪・ヤンマースタジアム長居と計4公演を開き、

およそ17万人が来場するはずだった。

「例えば収容人員が5万4000人の国立競技場の場合、会場利用料だけで1日当たり4100万円かかります。今回は大掛かりな設営のため1週間借り切っていたというから、“箱代”だけで3億円弱。これに設営スタッフや警備員の人件費、映像売買権などで、さらに3億円かかる。チケット代の18億円を加えると、国立競技場の2公演だけで25億円が動いたと推算できます。日本武道館と大阪・長居を合わせると、40億円以上は動いたでしょう」(公演関係者)

一般的に主催企業は「興行中止保険」に加入し、今回のような不測の事態によるリスクを軽減するが、全損失が保険でカバーされるケースはまれ。主催企業も3~5割を負担することが多い。
「損失はおそらく、キョードー東京など主催企業13社がそれぞれ負担することになると思います。20億円の損失が出たとしたら、1社1億5000万円もの負担になる。テレ朝などテレビ局は平気かもしれませんが、体力のないラジオ局などは経営危機に直結しかねません」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000021-nkgendai-ent

 

 4公演のチケット17万枚
およそ30億円分が払い戻しとなる見込み
http://www.j-cast.com/tv/2014/05/21205285.html

興行中止保険 補償内容
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/risk/kougyo/hosho.html

 


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