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ネタバレ注意!【映画】『007スペクター』ネタバレトーク!

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『007 スペクター』の主題歌「ライティングス・オン・ザ・ウォール」サム・スミス

ヤフーニュース記事
『007スペクター』をIT時代のインプレッションで
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20151128-00051907/

オープニングシークエンス

メキシコでのシーン、ジェームズ・ボンド映画といえば、パレードやカーニバルの雑踏は重要なシークエンスだ。この雑踏の中での追跡、尾行シーン。
メキシコのシーンは、「007死ぬのは奴らだ」を見ているような気分にも浸れる。
ホテルの部屋へしけ込んだかと思いきや…、ピッチピッチのスーツのスナイパーとなり、盗聴するが、そこからの大迫力なシーンの連続。
圧巻は、パレードの人数を巻き込みながらのヘリでの大乱戦。このシーンは、「カジノ・ロワイヤル」の冒頭のクレーンでのアクションをも凌駕させるほどのシークエンス。
ダニエル・クレイグのアクションシーンは、本当に痛々しいくらい派手で、テンポが良い。
圧巻はヘリコプター。この冒頭のシークエンスで予算の半分は使いきったのではないだろうか?

MI6は過去の遺物に

確かに、諜報部員による諜報活動は、現在の敵国が大国でなくなりつつあることを考えると、当然、リストラされる部署であるのだろう…。まさか、ジェームズ・ボンドがドローンに仕事を奪われる時代になるとは…。

Qの発明の体内チップ

MI6が官僚的になり、ボンドの居場所がなくなりつつある。体内チップを埋め込まれ、世界のどこにいても監視される対象となってしまった。しかも新車のアストンマーチンDB10は009用のものだという。早速、拝借したは良いものの、24時間から48時間の間に、ロンドンのMI6から、すでにローマの、マルコ・スキアラの葬儀にたどり着いてしまっている。陸路でか?空路でか?空路の場合は車検証とかどうしたんだ?

最高齢ボンドガールのモニカ・ベルッチ

モニカ・ベルッチはいい感じで登場したんだけど、ガーターベルトが見えただけ…、え…そこだけなのか!!
なんとも、クレイグ・ボンドの迫り方は、クールでニヒルで心理的だ。夫を殺した男としてではなく、妻を顧みない夫ではなく、自分に興味を持つ男としてのボンド。常に狙われる側に回った同志となると立場が変わる。このボンドガールとの恋仲は腑に落ちる。
モニカ・ベルッチの葬儀シーンで、映画『パッション』のマリア役のキリストを見守るシーンを想い出した。もう少し、ベルッチって上手く使えると思っタンですが…。カジノロワイヤルの時もそうですが、未亡人マターとして必要だったのでしょう。

ミス・マネペニーとの微妙な関係

コネリー・ボンドのマネペニーは、ずっとボンドを思い続ける秘書だが、クレイグ・ボンド時代のマネペニー(ナオミ・ハリス)は現代的だ。ボンドに想いはあるはずだが、午後の9時に訪ねて行ったにしては微妙な関係。一方的に携帯電話、なんだか高そうなガラケー(※調査中)を一方的に送りつけるボンド。秘書の誕生日もわからない上司M。また、マネペニーに突然電話をかけるボンドを尻目に誰かとベッドを共にしていたマネペニー。これには、ボンドも少し、翻弄される。安全パイと思っていた異性が、安全でなかったとしたら、なんだかとても気になってしまうという逆パターンだ。マネペニーのとった戦略は上手い!

予算使い放題!映画史上最高の爆発

前回のスカイフォールが低予算だっただけに、今回はふんだんな予算で使いきってくれた。
映画史上最高の爆発費だったそうだ。

SKYFALL $200,000,000(225億2960万円)
http://www.imdb.com/title/tt1074638/?ref_=fn_al_tt_1
SPECTRE $245,000,000(275億9876万円)
http://www.imdb.com/title/tt2379713/?ref_=fn_al_tt_3

【ギネス世界記録達成!】『007 スペクター』本編中最大のクライマックスシーンが「映画史上最大の爆破シーン」でギネス世界記録を達成!8,418リットルの燃料、33キロの爆薬使用の大迫力。その大爆音と振動は、事前に半径32キロメートル内の…

Posted by James Bond 007 on 2015年11月11日

雪山のアクション

ボンド映画とスキー、スノーモービルというのも欠かせないアクションシーンだ。今回の雪山は、荒唐無稽っぷりが半端ない。インディージョーンズの2作目「魔宮の伝説」クラスの雪山アクションを彷彿させる。しかし、クレイグ・ボンドだと、リアリティーがある。ロジャー・ムーアの時には本人でさえもコミカルに演じるところだろう。

今回のヒロイン、レア・セドゥ扮するマドレーヌ


父を殺した殺し屋との関係性。父の残した言葉を頼りの謎解きの共同作業、しかし、信頼関係はなかなか生まれない。
ヒロインをベッドで寝かし、自分はチェアで仮眠を取るというボンドも、いままでのボンドではないハードボイルドな探偵のようだ。室伏広治風のダイナーでの格闘のあと、ようやく二人は結ばれる。チームとしてのMI6のメンバーでの作戦には、なぜか参加しない。この伏線が、気になる。通常のボンドガールは、足手まといになるはずだがついていく。マドレーヌも、もしかして…という期待をよせたが…そうでもなかった。…であれば、普通にボンドが目を離した隙に、誘拐されたほうが、ラストへの何がなんでも助けだすという男気がさらに生きたのではないだろうか?

宿敵、スペクター、ブロフェルド

スカイフォールの生家から出てきた幼い頃のボンドの写真。兄弟のように育てられた兄がなんとスペクターのブロフェルドだったという…まさかの、スターウォーズのルークとダースベイダーのような関係性に驚く。宿敵が義兄弟とのストーリーはかなり無理があるだろう。基本的にサイコパスとして、描かれるが、そこは、悪の企業体のリーダーとしての資質を考えれば、極めてまともな発想で悪ならではならの論理的な行動を示してほしかった。それだからこそ、ボンドとの最後の格闘にも意義が残ったのではないだろうか?
しかし、マドレーヌの元に向かうボンドに、ようやくクレイグ・ボンドのケリがついた。

そして、最後にQから取り戻す、アストンマーチン。新しいジェームズ・ボンドの誕生だ。カジノロワイヤルから10年、ようやく原点に立ち戻った…。次回作もサム・メンデス監督に期待したい。

オメガシーマスター 300 コアキシャル

ボンドに渡されたのは、音の大きなという時計。機能は「時間がわかること」。
この秘密兵器のおかげで、九死に一生をえるというパターン。

http://www.omegawatches.jp/ja/watches/seamaster/seamaster-300/master-co-axial-41-mm/23332412101001/

http://www.omegawatches.com/planet-omega/cinema/SPECTRE/

ボンドに唯一与えられた武器は、オメガシーマスターのNATO海軍仕様のナイロンベルト製。これは初作の「ドクターノオ」のショーン・コネリーがつけていたロレックスサブマリーナのNATO海軍仕様ナイロンベルトへの完全なるオマージュである。このように細かいギミックに過去作品のノスタルジックな要素をふんだんに織り交ぜながらも下品になっていない

「ゴールドフィンガー」ロレックス サブマリーナ NATO海軍仕様のナイロンベルト

ここでこのNATO海軍ナイロンベルトが登場した時にはさすがにアストンマーチンをひっぱりだした監督のボンド愛を感じざるをえない!ジェームズ・ボンドは海軍中尉でもある。

白タキシードに、ダイバーズウォッチというミスマッチをこの映画以降は、誰もミスマッチと思わなくなった。

ボンドの拳銃も、スイス製のシグ

https://ja.wikipedia.org/wiki/SIG_SAUER_P220

エレガントなワルサーPPKから、ごついデザインのシグの拳銃へ。マドレーヌは銃の操作はこなれていた。リュック・ベンソンの「レオン」のような父性を持ったボンドを垣間見ることができた。

過去三作品をしっかりと観てから、もう一度見に行こう!

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