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「これさえあれば、何もいらない?」Microsoft Surface Pro3 2014年07月14日(木)発売

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「これさえあれば、何もいらない?」

Microsoft Surface Pro3

2014年07月14日(木)発売

2014/07/12、新宿のビックロで見かけたのが、この看板。あと5日後の発売なのに、盛り上がりの気配を全く感じられない(泣)

しかし、このMicrosoft Surface Pro3 の「これさえあれば、何もいらない。」というひとりよがりのコピーに、ウンウンと賛同できる人は非常に少ないだろう。

これは、Microsoft側のメッセージのクリエイティブに問題があるからだ。まずは、この看板を見て感じ取れることが多々あると思う。

 

【誰をターゲットにしているのかが、まったくわからない】

「いますぐご予約を。」とあるが、予約してまで欲しがるユーザーはどんな人だろうか?ビジネスユーザー? 先進的ガジェットユーザー? 買い替えタブレットユーザー?

 

【今までのSurfaceとの違いがわかりにくい】

 Microsoftのビジネス戦略のいつもの大問題だが、ラインナップが直感的にまったく理解できない。さらに「Pro」やら「RT(※リツイートではなくランタイムバージョンだそうだ)」のラインナップがあり、さらに、2と3が登場しているし、併売されるそうだ。

 

【何に使えるのかがわかりにくい】

広告ヴィジュアルにはExcellのデータに赤入れをしているヴィジュアルだから、ビジネスユーザーをターゲットとしていそうなことは理解できる。

しかし、キーボードに10キーがないと、実際には、Excellの入力なんてできたものではない。マウスがない部分をタッチペンで補いましょうという事なのか?

 

【現在のビジネスユーザーがタブレットを持たない理由】

Microsoftは、タブレット市場で盛り返したいと考えているから、タブレットを販売し、タブレットを買わないユーザーの、PCとして使えない部分をタブレットで補完させようとしている。

しかし、本当にユーザーは、タブレットにそれを望んでいるのだろうか?
今や、Wi-Fi環境で、電池が長持ちして、軽量であり、無料アプリが豊富という環境が一番タブレットに求められているのではないだろうか?

むしろ、ノートPCでの、重さや、立ち上がりの遅さを一気に解消できる側面をアプローチすべきではないんだろうか?

一番、重要なのは、企業側にノートPCを持たせるよりも、生産性があがるというメッセージを発信することではないだろうか?

ボクの場合でも、ノートPCをスリープから、再起動している間に一駅分は何もしないまま過ぎ去ってしまう。しかし、タブレットであればそれがなく、ほぼ一瞬にスリープモードからなら、リブートできてしまう。

これを年収600万円のサラリーマンに置き換えると、年間250日働いているとすると、1日あたり、2.4万円だ。時給にして、3,000円だ。

企業側はこれの約3倍は売り上げているわけだから、1日あたり、7.2万円。それを8時間で割ると、時間売上は、9,000円ということになる。

時間売上9,000円は、一分にすると分単価が150円ということになる。

立ち上げる回数や、デスクの上に戻る時間を考慮して、一日5回ノートパソコンを立ち上げると、1回1分の無駄としても、750円の売上損失だ。

机と椅子をさがしていると、1回3分の無駄とすると、1日あたり2,250円の機会損失。

しかもそれが、250日だと、なんと56万2,500円もの営業機会の損失につながっているのだ。

…で、あれば、

「日本の平均的サラリーマンの機会損失56万円をマイクロソフトが肩代わりします!」というようなビジネスオーナー向けへのメッセージにするのはどうだろうか?

企業側は、雇用者にタブレットを渡して、遊んで欲しいとは絶対に考えていないはずだ。あれもこれもできるから、「これさえあれば、何にもいらない」というメッセージには、決済権のある人のココロにちっとも響かない。

CMでもスタイリッシュな現実離れをした使い方を提案しているし(笑)こんな人は、iPad miniとMacBookAirの2台持ちかな。

 

【参考】

「Surface 2」と「Surface Pro 2」の違い
http://matome.naver.jp/odai/2138302095836605801

「Surface Pro 3」の完成度
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1406/27/news107.html

 

 

 

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