日本は世界各地にパスポートフリーの『日本特区』を。サウジに経済特区

日サウジ首脳会談:サウジに日本「特区」 企業進出促す

2017年3月14日

安倍晋三首相は13日、サウジアラビアのサルマン国王と首相官邸で約35分、会談した。石油生産に依存した経済からの脱却を図るサウジに対し、首相は同国の経済改革を支援する意向を表明。両首脳は会談を踏まえ、日本企業の進出を促す経済特区新設を柱とする「日・サウジ・ビジョン2030」を発表した。

情報源: 日サウジ首脳会談:サウジに日本「特区」 企業進出促す – 毎日新聞

サウジアラビアに経済特区+αを…

4人に一人が高齢者。少子化。グローバル化。世界と離れたファーイーストの経済ガラパゴス国。
サウジアラビアに日本企業の経済特区ができるかもしれない。
石油が枯渇する前に、代替エネルギーが発達するという危機意識のサウジアラビア。石油以外の国家的なビジネスモデルを大模索中だから、両者の思惑が一致する。
ただの経済だけでなく、日本と中東を結ぶためには、経済特区だけでなく、移住ロングステイをふくめたパスポートフリーでの滞在ビザなども検討するべきだと思う。10年間の滞在ビザ。商業ビザがあれば、日本の中で一気にグローバル人材の育成だけでなく、需要も生まれる。
SNSなどで、国の枠を超えて、中東や海外情報で、日系人としてのネットワークを世界に広げるべきだ。

ロシアにも北方領土の代わりのEU近隣特区を…

さらにいうと、北方領土の問題を70年経て、不法に住み込んでいる人がいるならば、代わりにヨーロッパに近いロシアの領土を日本が借り受ける条件を提案し、北方領土解決検討特区として、EUヨーロッパ圏への足がかりをつけてみる方法はある。EUのエストニアなどの隣国あたりであれば、ロシア、日本、EUとの3つの国の交易が可能となる。

アメリカにも雇用特区を…

同盟国であるアメリカに、日本を51番目の州的な立場で、過疎や税収で困る州に、日本州を受け入れる制度で、日本のパスポートで滞在できる仕組みで米国人の雇用を生むビジネスにのみライセンスを与えるなども考えられるのではないだろうか?

アウトバウンド日本人がグローバル化に拍車をかける

すでに、日本はインバウンドの外国人労働者が増えている。コンビニエンスストアや居酒屋、外食、労働集約型の産業で、プリミティブな日本語で問題のない職業は移民だらけになっていくことだろう。
日本人がアウトバウンドを目指せば、それだけ多様性のある文化経済圏が商圏となりえる。親戚が、サウジに、ロシアに、アメリカに、いるだけで世界はもっと小さく、身近になる。
飛行機事故やテロで、「日本人乗客はいませんでした」で安心する時代ではない。

サルマン国王 関連情報


https://ja.wikipedia.org/wiki/サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ

サルマン国王 サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ
第7代サウジアラビア国王
在位 2015年1月23日 – 在位中

スデイリー・セブンの一人。
※サウジアラビアの王家サウード家のうち、初代サウジアラビア国王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードと彼が最も寵愛したスデイリー家出身の女性ハッサとの間に生まれた7人の男子のこと。

イスラームの法シャリーアでは最大で4人まで妻を娶ることが認められているが、サルマーンの妻は、スルターナ、サーラ王妃、ファハダ王妃の3名だけである。

1.スルターナ (Sultana bint Turki Al Sudairi)
2.サーラ王妃 (Sarah bint Faisal Al Subai’ai) – サウード王子 (Saud Bin Salman Bin Abdulaziz) の母だが、彼の異母弟であるムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子より王室内での序列は低い。
3.ファハダ王妃 (Fahda bint Falah bin Sultan Al Hithalayn)



http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol129/index.html