396 Views

LiveTweetで変る、セミナーの姿

スポンサーリンク

「LiveTweetで変る、セミナーの姿」

セミナーやカンファレンスは、現代の有意義な情報メディアのひとつであると思う。

実際に自分でもしゃべらせていただいたり、主催することも多いので、セミナーの価値は十二分に把握しているつもりだ。
しかし、そのセミナーも「twitter」の登場によって、大きく変化しはじめている。

一般の方が、普通にセミナーに参加申し込みをする場合、その時間帯に他の業務やアポイントメントや会食を入れることは当然ながらできない。その時点で、自分の一日の時間配分率がそのセミナーによって決定されてしまう。

そして当日、その会場に定刻に到着するためには、移動時間+αを計算して、移動しなければならない。そして時間も交通費も労力もかかる。

セミナーの価値には、当然そこで語られるべきものの「本質的な価値」もあれば、そこの「場」という空気がおりなす「心理的効果の価値」も含まれている。

セミナーに参加する事によって、その時間は他のことからはすべて逸脱して、そのセミナー空間に没入することができるというメリットがある。

場の雰囲気や、大勢の人と一斉にその空気を共にしている感覚。オフィスなどとは違った緊張感もある。中には日頃の睡眠不足をセミナーで解消する人もいたり
するが…。上司から呼び出されたり、電話による中断もその場には存在しない。また、会場では私語はもちろん、携帯電話の音を耳にすることもない。

その非日常的な空間で、新たな情報と対峙することによってのひらめきやアイデアがビジネスの活性源になっている場合が多いから、ビジネスタイムの有料セミナーにニーズがあるのだろう。
当然、参加者は会社に戻って、そのセミナーで得たその情報を社内で共有することができる。

一方、経営者側から社員をセミナーに参加させるとなると、考え方は変る。
セミナー料金は、経費としての表層の一部である。
会社は、あなたのセミナー参加の料金の3倍〜10倍は負担していると考えていい。


間を一回3時間だとすると、移動時間に前後30分かかるとすると、都合4時間はセミナーに拘束される。1日8時間労働の1/2にあたる。翌日にレポートを
提出する時間を1時間と考えると5時間分の他の業務が停止していることとなる。懇親会などで名刺交換した人にお礼メールとか出しはじめるとさらに1時間く
らいかかってしまう。つまり、一回のセミナーに出席すると限りなく、丸一日分のコストがかかっていると考えてもいい。実質月間給与の1/20(年間休日
120日の場合)は、セミナーに対して、会社が負担していることになる。そう考えると、額面給与30万円の人で1万5000円+有料セミナー代金となる。
額面給与50万円の人では、2万5000円+有料セミナー代金となる。
そう考えると、セミナーで寝ている人は高級ホテルのスイートルームで寝ているように優雅だ。


料のセミナーも数多く、開催されているが、なぜ、無料なのかを考えるとその意味はわかりやすい。広告宣伝セミナーなのである。わざわざ、1万5000円を
支払って宣伝を聞きにいくという人は少ない。しかし、効率よくまとまった無料セミナーで情報を収集できるのは、自分で情報を集めるより、はるかに効率は高
いから無料セミナーも内容次第だ。

最近、そんな各地でのセミナーをtwitterで垣間みることができるようになってきた。

twitterで現場からライブレポートする人が増えてきたからだ。
業界用語では、それを「Tsudaる」という。

「Tsudaる」とは…
「社会問題上重要度の高いカンファレンスにオンライン状態で出席し、現場で発表された発言の140字要約postをTwitterのTimeline上に送り続ける行為」と定義されている。
津田大介氏が語る、Twitter報道論「tsudaる技術」
http://bit.ly/24shAk


本人も「はっきり言って(Tsudaるという表現を)やめてほしい」と言っているので、twitter上では、「Tsudaる」ではなく、
「LiveTweet(生つぶやき)」を省略して、「LT」と表現すべきかと勝手に提案している。また、社会問題上重要度の高いカンファレンスでなくて
も、セミナーの情報共有用語として、「LT」を推進できればと思う。

広告関連のカンファレンス AdTech Tokyo
http://bit.ly/jhRVM
では、フルで参加すると12万円のセミナーであるにも関わらず、#(ハッシュタグ)つきの
#adtechtokyo のついたコメントが多数twitter上に登場した。

http://search.twitter.com/

#adtechtokyo
で検索


在でも、#adtechtokyo
でtwitterから検索すると、LiveTweetや感想や意見、希望などいろんなtweetを発見することができる。残念だったのは、同時に
#adtech でも同様のコメントがアップロードされ事後の資料などのURLが公開されている。ただ、英語の#adtechもすべて検索されるので、
http://search.twitter.com/の検索窓のとなりにある、オプションのAdvanced
Serachをクリックして、Words Written in をJapaneseに設定するなどが必要だ。統一されるべきであった。


クは、別のセミナーに参加中であったが、この時、まるで、2つの会場で別々のセミナーを同時に聴講しているような不思議な気分になった。
LiveTweetでの実況は、ウェブ上にあげられたプログラムを見ながら見ることができるので、何となく参加しているような気にはなれる。一時、eラー
ニングが話題になったが、それと似た感覚である。

eラーニングと違ったのは、同じセミナー会場という雰囲気が、疑似体験をさらに強固にしてくれていた。
eラーニングの欠点は、「自宅で手軽でいつでも」が問題だと思う。自宅というリラックスした雰囲気と、いつでもできるという安心感は、決して有効な学習効果には働かない。いつでもできるはいつまでもできない、と同意義だからだ。
「いまだけ、ここでだけ、」というライブの重要性がセミナー空間の価値となっているからだ。

twitterのLiveTwitterのおかげでセミナーに行く必要がなくないと考える人がいるかも知れないが、「場」という空気がおりなす「心理的効果の価値」まではtwitterでは感じられない。
文字だけの理解と空間や音声による理解も違う。
著名な著者の本とまったく同じ内容のセミナーでさえも、新たな発見や、本では伝わらなかった感動があったりもするからだ。ライブで見るミュージシャンがCDと違うというのと似ているのかもしれない。
むしろtwitterのLiveTweetのスレッドは現場空間への羨望で「行けばよかった感」を醸成している。

今後は、主催者側が事前にイベントについての#(ハッシュタグ)を最初から告知しておくということも必要かもしれない。
ただ、#タグは、twitter上のローカルルールのため、活用者数の多いタグに自動的に占拠されてしまうという傾向があるので、#タグを決めるには英語でも空いている#タグを選んでおく必要があるだろう。

ボクのセミナーも、 #tob1  「twitter on business vol.1」 として公開している。

http://search.twitter.com/

#tob1
で検索

ここで実感したのは、しゃべっている本人でさえ気づかなかった自分の発言がどのように伝わっているのかという再発見だ。
聞いている人の関心具合もLiveTweetによってよくわかる。

さらに、セミナー参加者同士の横のつながりや、セミナーに参加できなかった人たちとの交流なども、LiveTweetで、新たな価値が生まれていると感じた。セミナー後の質問なども、セミナーのアフターフォローとしても使えることを実感した。

セミナーという空間は、リアルタイムでクローズドという空間の価値であったが、参加者が自分のためのメモ書きをLiveTweetすることによって、非同期な時間を超えて、セミナーの空間もオープンに広がっている。


して、何よりも、セミナーに参加していなくても、セミナーの表層を疑似体験することができる。…かといって、セミナーの価値が下がるのではなく、反対に、
価値をあげているのかもしれない。LiveTweetが多いセミナーほど、ソーシャルにフィルタリングされた情報であり、参加意欲を高めてくれるという効
果さえあるように感じられる。

今後は、セミナーのLiveTweet大歓迎!というスタンスのほうがよいのかもしれない。

終了後、疑似LiveTweetいただいた


shinoi 

さん のタイムラインから

  1. 懇親会では神田さんがノン・ストップでまた喋り続け、何度か席替えもあったので、直接神田さんに質問したりする機会がありました。11月に著書を出版予定で、内容も販促計画も出来ているそうです。そして、執筆はこれからだそうですww #tob1
    RT

  2. セミナー終了後に、希望者と神田さん、スタッフの方で懇親会がありました。会場近くの居酒屋さんですが、とてもお料理が美味しかったです。 #tob1
    RT

  3. 大雑把で順番狂い気味ですが、以上でTwitterセミナーの内容お伝えするのを終了させて戴きます。@knnkandaさんが資料をwebにあげておられるみたいですのでご参照ください。間違いや不足などあればわかる方の補足をお願いします。 #tob1
    RT

  4. 企業と顧客の会話ツールとして有効。企業の本質が現れるので、気をつけないといけないし面白い。 #tob1
    RT

  5. Twitterでマーケティングは難しいだろうというのが神田さんの意見。ただ、先に挙げたようにサポートや情報発信で使える。直接的に利益を上げるのが難しいということかな。 #tob1
    RT


  6. 業がTwitterをすべき?専任の担当者を置くのが望ましい。社員が非公式にアカウントを取ってやるとか、社外の人が勝手にある会社の応援として
    Tweetするのもあり。企業の公式アカウントだけでも早めに取っておく方がいいのでは?アカウント名が今後枯渇してくるかも。 #tob1

    RT

  7. 誰をどれくらいフォローすべきか?必ずフォロー返しをすれば多くなる。ある基準をもってフォローすれば、数はあまり増えず自身とともにそのフォローしている人や選択基準が注目される。どちらがいいかはそれぞれの判断。 #tob1
    RT

  8. RT @bakeratter: @shinoi そこが売りであり怖いところのような。ブログで炎上ならtwitterでは津波や洪水的現象が発生しそう。IDはパイプ、tweetは水滴、RTは流れてきた他者達の水滴・水流に一滴を追加するみたいな。… #tob1
    RT

  9. Twitterには独特のリアル感、臨場感がある。また、情報伝達が速い。ブログ記事が広まるのに三日くらいかかるとしたら、Twitterは1時間程度。これは今までになかったメディア。 #tob1
    RT

  10. TweetがRSSやニュースの見出しのようなものではフォロワーは付かない。人格のようなものが必要で、近しい親しみやすいものがあると効果的。その分失言してしまうとか間違うといったことも起こりやすいが、なぜかそれを助ける別のユーザがまま登場してくる。 #tob1
    RT

  11. ブログやSNSはわざわざ見に行く感じ。Twitterは勝手に流れてくるので、楽。自分が時間をかけなくても、誰かが情報を流してくれるので効率がよく時間の節約になる。ただ、見落とす可能性はある。 #tob1
    RT

  12. メールマガジンはいっぱいくるけど読まない。面倒なので解約手続きもせず、SPAMメールとして破棄される。Twitterは価値がある人をフォローしているので、そのTweetやリンクはメルマガより高い率で見られる。 #tob1
    RT

  13. あ、それはそうですね。RT @msng: @shinoi 1000人のフォロワーのフォロワーが重複している可能性が極めて高いので、伝わる人数は確実にそれより少なくなると思います。 #tob1
    RT

  14. えー、みんながRTしたとして、1000x100x10=1000000という計算です。RT @msng: 1000人のフォロワーにそれぞれ100人のフォロワーがいたら全部で10万人っていうの、計算がおかしくないですか。 #tob1
    RT

  15. 役所などがTwitterを利用すると、税金がかからなくていい!政治家も政策や活動をどんどん流せる。見に来てもらうのではなく、積極的に出していく。Twitterにはそれができる。 #tob1
    RT

  16. アメリカでは政治家のみならず役所や図書館などが業務でTwitterを利用している。火事をTwitterで市民が役所に通報し、消防署がそれで出動し、影響でどの道路が封鎖されたかを知らせる。家事が鎮火すればそれも載せる。という事例紹介。 #tob1
    RT

  17. RT @bakeratter: @shinoi きっとその頃と同じように、情報公開ツールの危険性を理解せずに失敗をする人がITメディアとかにネタを提供しちゃうんでしょうね。産経新聞の人がちょっとやってしまったように。
    RT

  18. Twitterは始める時敷居が高い。関連するアプリがあり過ぎるから。FireFoxのアドオンPwerTwitter BingTweets coTweet BillieTweet などを紹介。 #tob1
    RT

  19. 今年いっぱいは企業や有名人で「Twitter始めました」が話題になる。地方なら東京から取材がくる。雑誌に取り上げられる。ネット黎明期、ブログが流行りだした頃に似ている。 #tob1
    RT

  20. Twitterで凄いのはRT(ReTweet)。1000人フォロワーがいる人の発言を100人フォロワーがいる人がRTし、更に10人フォロワーがいる人がRTすると100万人メディアになる。 #tob1
    RT

  21. 2006~2008念までのTwitterは日常のつぶやきが多い。2009年はsocial filterになった。社会性が生まれてきた。 #tob1
    RT

  22. bit.lyについて。少ない文字数でURLを埋め込める。行き着く先のクリック数が判るので影響力が見える。曜日や時間帯などでクリック数の分布も判る。 #tob1
    RT

  23. ただ、文字数が少ないので誤解や言葉足らずが発生するケースあり。DMなどを使い、個人的に誠実に会話を重ねればブログのように炎上するのは避けれるのでは。 #tob1
    RT

  24. Twitterが今、ウケる理由は、やはり文字の少なさ。Yahooニュースは携帯で見られることを意識して見出しを13文字程度にしている。Twitterも携帯ユーザが多く利用している。これもMixiの日記と違うポイント。 #tob1
    RT

  25. 日本語でTweetすると、漢字のおかげで英語140文字の3~4倍の量が書ける。 #tob1
    RT

  26. Twitterは何に使えるか? 顧客サポート 自社のCM リクルート 今後、投資家に対するイメージにも影響してくるかも #tob1
    RT

  27. Twitterの認証を利用した外部サービスがいろいろ現れてきているので、Gmailなどで複数のメルアドを作り、テスト用のTwitterアカウントを作っておくと便利。Twitter
    動きや外部サービスが安全なものかどうかを見るのに使える。 #tob1

    RT

  28. アイコンが大事。なるべくキャラが立ってたり、企業であれば自社のイメージに合ったものを使うべし。猫のアイコンで猫好きのSNS状態の@sockingtonさんを紹介。フォロワーが現在1,119,634 #tob1
    RT

  29. Mixiはあしあと機能でみると日本の24時間を単位として作られている。Twitterはもっと速い。秒単位で動いている。ここがMixiとの大きな違いのひとつ。 #tob1
    RT

  30. ネットの利用における世代格差がある。区切りになる生年は、1976年と1986年。また、日本という環境(通信環境、日本語、時差など)。意識しておくといいポイント。 #tob1
    RT

  31. 神田さんの自己紹介 Wikipediaを利用。これからは名刺を渡す自己紹介よりWikipediaを利用した他己紹介が信用されるようになるかも #tob1
    RT

  32. 神田さん自身は3年くらい前からTwitterを利用されていますが、会場ないでは3日前に始めたばかりとか、ここ1,2ヶ月くらいとか、比較的最近始められた初心者ユーザが多かったようです。 #tob1
    RT

  33. セミナー代は外部の一般参加で3000円。盛り沢山の内容で、安いと感じました。参加者の年齢層は20代から50代まで。企業ユースの話のせいか、年齢の高い方が出席されていました。 #tob1
    RT

  34. 場所は電車の駅から少し離れていて土地勘もなかったので、梅田からタクシーに乗っていきました。タクシーで5分くらいです。西天満6丁目になります。 #tob1
    RT

  35. 時間は19:00~21:00の予定で、ほぼ定刻に始まり30分超過。地下の教室なので、携帯の電波は入らなかったようです。ビルのかなり奥まで行って、エレベータで地下に行くのですが、奥過ぎて間違ってないか超不安でした。 #tob1
    RT

  36. デジタルハリウッド大学院大阪サテライトキャンパス 略して「デジハリ」 IT分野に特化して社会人が多く学ぶ実践的な教育機関 #tob1
    RT

  37. セミナーの講師は神田敏晶(かんだとしあき)さん @knnkanda ビデオジャーナリスト、関西大学の講師もされています。ここ一年ほどはサーフィンに熱中。 #tob1
    RT

  38. セミナータイトル「今なら間に合う、企業のTwitter戦略的活用セミナー」 開催場所「デジタルハリウッド大学院大阪」 #tob1



スポンサーリンク