ブック放題、ビューン、dマガジン違いがわかりにくすぎ!紙雑誌崩壊の序曲

ブック放題とは

初回1ヵ月無料で人気の雑誌・マンガが読み放題のサービスです。

雑誌 130誌以上
マンガ 1,000作品以上 月額500円
http://c.bookhodai.jp/landing/bookhodai.html

ビューンとは

雑誌 70誌以上 月額480円
http://www.viewn.co.jp/

dマガジンとは

雑誌130誌以上 月額400円

https://magazine.dmkt-sp.jp/

雑誌の世界は
Line Music やApple Music や Google Play Music と同じ状況に!

雑誌のミライはどうなる?

雑誌は音楽と同様に、LPアルバムではなく、シングル単位でしか売れなくなるだろう。それは電子化された雑誌、得に完全定額のパッケージのメタファーでは、雑誌一冊ではなく、記事ページあたりのPVが重要になるからだ。
プラットフォーマーは、ユーザーがどの雑誌を読み、どのページを読んでいるかが、わかる。
これはNetFlix同様に、ユーザーの行動データがあるので、いろんな戦略を立てやすい。
http://toyokeizai.net/articles/-/73820

ジャンルが決まれば、そのジャンルでの各雑誌の記事ごとのランキングで読みたいという雑誌ニーズもでてくるだろう。利益の分配の方式は雑多になるが、記事ページあたりと雑誌あたりのパーセンテージさえ決めてしまえば、問題ではない。ただ、パーセンテージは、各プラットフォーマーの囲い込んだ人数の母数があがらなければ期待できる数字ではない。
各雑誌は、各プラットフォームからの視聴数に応じた分配金を獲得するというモデルだからだ。

しかし、130誌の雑誌のページを読む時間など、当然なく、数冊のお気に入りを読むだけという、「ケーブルテレビの法則性」が適用される。400チャンネルあっても見るのは10チャンネル以下という法則性。有線放送など2−3チャンネルしか利用されていない。

また、紙媒体のレイアウトの標準的な2P見開きよりも、電子媒体を意識すると1Pでまとめるデザイン性などもp必要となる。電子媒体では2P見開きで文字を読ませるのは、現在のデバイスだと難度が高いからだ。

反対に、雑誌のバラ売りでランキングを高いものを紙にして書店にならべるというネットで人気の記事だけを集めて紙にするという「ソーシャルキュレーション型の編集」という手法も考えられるだろう。