ネットクチコミ効果は年間消費を1兆5200億円押し上げ

意外だったのが…「音楽・映像」「衣服・バッグなど」「医薬品・病院」「美容品・美容サービス」の4分野は、口コミの影響と考えられる変化はなかった。のコメント

DeNAのキュレーションサイトなどが口コミに影響していなかったのか? いや、むしろ、検索した場合の口コミに対して影響を与えすぎた結果、購入に対して、とても慎重になってしまったのかも…。

むしろ、口コミが外食分野に及ぼす影響が大きいのはよくわかる。
外食の口コミと言えば…食べログだろう。

それだけ、「食べログ」などが影響力があるのに、広告が混在している問題はずっと指摘されてきた。
しかし、現在では、「標準」のランキングに【広告優先】と表記されるようになった…が、どこが標準なんだ?
単に、「広告優先ランキング」と正直に書けばよいのに…(笑)。すると誰も読まないからなのか…。

そして、次にパソコン家電となると…。

amazonのレビューやkakaku.comというサイトだ。

現在ヒットしているニンテンドーの「ファミリーコンピュータミニ」の希望小売価格は、5,980円(税別) 税込みで6458円だ。
しかし、amazonではベストセラー1位としながらも、転売屋さんの希望小売価格以上のプレミア製品だらけだ。

しかも、ご注意ください!とわざわざ、注意書きが登場するベストセラーとなっている。
品薄なマーチャンダイジングをしている任天堂が悪いのか?転売屋さんでも気軽に出店できるamazonが悪いのか?
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC+%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%8B
レビューを読むと、そのあたりの情報も登場するので安心できる。
しかし、楽天のようにレビューそのものを業者が何十万件も操作されると信頼がない。
誰がレビューしているのかまでの読み取り方が重要となる。


❏インターネットの「アマゾン」や「楽天市場」といった通販サイトや、「価格.com」などの比較サイトに書き込まれた口コミが利用者の購買意欲を高め、国内の年間消費を約1兆5200億円押し上げているとの研究結果を、国際大学GLOCOMの山口真一講師の研究グループが14日、明らかにした。検索大手グーグルと共同で、約3万人のアンケートを基に分析した。

❏研究では、10分野の過去1週間の消費金額と、通販・比較サイトなどの口コミ情報を閲覧した時間のアンケートをネット上で9月に実施し、20~60代の男女3万922人が回答した。

❏結果は「計量経済学」の手法で分析、口コミと関連がない消費を排除し、口コミの直接の影響のみを推計した。

❏消費の押し上げが確認できたのは「外食」(6800億円増)、「パソコン・家電など」(5500億円)、「ゲーム」(1200億円)、「書籍」(900億円)、「生活雑貨・キッチン用品」(500億円)、模型やフィギュアを含む「ホビー」(300億円)の6分野。

❏「音楽・映像」「衣服・バッグなど」「医薬品・病院」「美容品・美容サービス」の4分野は、口コミの影響と考えられる変化はなかった。

情報源: ZAKZAK

ウソの投稿 11万4000件以上、楽天のレビューで確認される

ネット炎上のスーパーセブン

11件以上の炎上に加担していて、最大50回以上書き込んでいる人が4万人中7人いました。『ネット炎上の研究』共著者の田中先生(慶應義塾大学の田中辰雄准教授)と私は、彼らのことを“スーパー・セブン”と呼んでいます。1人だけ会社役員でしたが、ほとんどは無職でした。これは、ライト層まで含めた結果(係長クラス以上など)とは違いますね。そして、総じて年配の方でした。65 歳以上の女性もいましたね。アンケートの回答では「世の中は根本的に間違っていると思う」「自分は周りに理解されていないと思う」という選択肢をチェックする傾向がありました。
http://president.jp/articles/-/19868