マイクロソフトのWindows10の名称もやはりシンプル化できなかった

Windows 10 Home: 両親向けWindows 10。
Windows 10 Mobile: Windows Phoneを持っている友達向けWindows 10。
Windows 10 Pro: ビジネス向けWindows 10。
Windows 10 Enterprise: エンタープライズ向けWindows 10。
Windows 10 Education:学校向け数量割引版
Windows 10 Mobile Enterprise: このエンタプライズ端末は自分を管理できない!
Windows 10 IoT Core: ATMその他日頃あまり考えることのない物事向けWindows 10。

Windows 10 Home: Windows 10 for your parents.
Windows 10 Mobile: Windows 10 for your friend who has a Windows Phone.
Windows 10 Pro: Windows 10 for business folks.
Windows 10 Enterprise: Windows 10 for, ahem, the enterprise.
Windows 10 Education: Volume-purchasable build for schools.
Windows 10 Mobile Enterprise: Those enterprise devices aren’t going to manage themselves!
Windows 10 IoT Core: Windows 10 for ATMs and other things that you don’t think about too often.

Microsoft、スマートフォン用Windows 10の名称を決定
http://jp.techcrunch.com/2015/05/14/20150513microsoft-picked-a-name-for-the-smartphone-friendly-build-of-windows-10/

いつもながら、それぞれの違いを覚えて、それぞれのデバイス特性とユーザーの求める機能とユーザーのリテラシーによって選択するOSが変わるといういつものパターン。

それらが、各メーカーのバラバラのデバイスにインストールされるから、挙動がどうなるのかは3年後くらいが一番安定する。

Windows8が普及させるのはあきらめて10へのスイッチを促進するにはまだ、早すぎる。

サポート終了しているゾンビ化しているXPに、7と8と10が、共存する状況

やはり Windows8 は、windows me や windows Vista の黒歴史グループ入りなのか?

それだけでなく、それぞれに、おびただしいほどのエディションが揃っている。

マイクロソフトがやるべきこと

マイクロソフトが、今一番、やるべきことは、新OSを売ることよりも、ゾンビ、いや、XPユーザーが、どのOSをえらぶべきかを適切に、案内することだろう。

あと5年使いたいユーザーにマイクロソフト側のオススメだけではなく。松竹梅のプランを考えるべきだろう。

7で可能なら7の選択もあり。 8のいらない人には、10を待たせるとか…。 10のバグが枯れるまでの予測期間なども公開すべきだろう。

OSは無料で、サポートやクラウドという、道でないとマイクロソフトでも生き残れないのかもしれない。Linuxのようなビジネス環境になろうとしている。

しかし、マイクロソフトを支えているのは、巨大な保守的なビジネスユーザーだから、あと数十年は変化したくない人がいる限り続く。
彼らにとって、マイクロソフトという会社は、電通や博報堂と一緒で、そこに頼んだら、あとは自分たちが責任のがれができるから会社として楽なのだ。

稟議も通りやすい。

その半面、ベンチャーでそこに頼ろうという企業は皆無に近くなる。

マイクロソフトのWindows10、この愛すべき、さまよえるOSのデビューのカオスぶり。
一般量販店の店員さんが、どのようにエンドユーザーにアドバイスするのかのクリエイティブに期待したい。