お盆明けの海の家のビジネスを考える

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お盆明けの海の家のビジネスを考える
残暑お見舞い申し上げます…というか、

夏はアッという間にいなくなってしまった感じです。もう、湘南は涼しい風で初秋を感じはじめた今日この頃です。

海の家の経営に、今年から参加した知人は、当初の目標の1/5の売上を前にすっかり蒼ざめている。
7月8月と実質60日間の営業ですが、お盆がすぎるとガクンと客足は減る。
クラゲが出るからというので、海水浴気分ではないからだ。

しかも、今年のように梅雨明けが8月前半となるともう2ヵ月分の売上を、お盆までのたったの2週間で挙げなければならなかった。しかも、今年からは、自主条例で夜は20時までの営業となり、夜の貸切営業が中途半端な時間で売れ残る。

しかも、今年は最大の味方である天気予報が天敵へと大変身。
「今日は集中豪雨にご注意ください」と予報されるが、大外れで大晴天。
晴天のビーチがガランとしている日が何日間も続く…。
海の家の経営側は、天気予報の「予想」に相当頭にきています。

天気予報にも、「的中率」ということでランキング制度を取り入れるべきかと思う。当然、ランキングの高い天気予報は視聴率が稼げる。すると、もっと真剣に予想に対しての反省が行われることだろう。気象庁の発表だけでなく、自社でも総力をあげて天気予想をおこなう。現在の天気予報はまったく参考にしかならない。せめて、予想がはずれた時はきちんと謝罪すべきだ。
また、天気予報保険も必要かと思う。

「海の家」というビジネスはすでに、企業とのタイアップがないと成立しないのに、今年は企業も「海の家」にタイアップできる体力がなく、新規参入の中小企業にまで声がかかってくるというこのご時世。来年はさらに、きびしく、最悪14日間でも成立する事業を考えなければならない。すると一日いったいいくら儲けないといけないのか?というとんでもない数字になってしまう。

「海の家」という発想から、脱却しないと、もうこのビジネスは成立しない。しかも新規参入ができないので、実際には「営業権」を持っている人からのレンタルビジネスのみが成立しているという状態だ。

せめて、半年間くらいの営業権があれば、この新しい「海の家周辺ビジネス」文化も創造できるかもしれない。

大型テントのティピで、キャンプ宿泊できるとか、漁業体験とか、ヨットスクールとか、アウトドア指導員養成キャンプとか、数時間の消費から1泊2日の自然キャンプで何かが学べるということで、春から秋にかけての体験を売る機能が必要なのかもしれない。

行政も新たなプロジェクトとして見直す必要があるだろう。

そうなると、しらすと観光でしのいできた江ノ島周辺にも、新たな機能が求められるのではないかと感じるようになった。

夏以外にもワクワクできる湘南の楽しみはまだまだ開発できるのに…。

ただいま、湘南でワクワクできる店舗物件物色中。

秋、冬のみの事業を開発すればいけるはず…。






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