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ヤフー!とブックオフが資本・業務提携で何が変わるのか?リアル3.0型社会の到来!

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 ヤフーとブックオフが資本・業務提携し、「ヤフオク!」はいよいよリアルに進出する
http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/04/24a/

http://reuse.yahoo.co.jp/revolution/

http://jp.techcrunch.com/2014/04/24/jp140424yahoo-bookoff/

年間買い取り額約5億点、年間売買客数約1億人のブックオフと、
年間出品50億点、年間利用者1,000万人のヤフオク!を、相互に補完しうる関係が構築されたと理解していいだろう。

  1. ヤフーとブックオフコーポレーションは4月24日、資本・業務提携を発表した。
  2. ブックオフコーポレーションが5月に実施する第三者割当増資をヤフーが引き受ける。ヤフーの取得株式数は310万株(議決権ベースで15.02%)で、取得価格は21億7620万円となる。あわせて77億円(すべての権利を行使した場合の金額)の新株予約権付社債も引き受ける。
    (※以下、knnコメント)合算すると98.762億円で約100億円近い投資。すると、議決権は過半数を超えると想定できる。
  3. BOOKOFF店舗の中古本をインターネットオークションサービス「ヤフオク!」上で販売
    ※これは、BOOKOFFの買取価格(オークションより低い)でオークションでの販売なので、落札価格分はBOOKOFFの売上向上が期待できる。流通もBOOKOFFの専門部署で行えば限界効用価格で対応が可能。
  4. ヤフオク!上では現在200万冊の中古本を取り扱うが、今回の提携を契機に2016年度までに1,000万冊を目指す
    ※現在の約5倍のリセール本がヤフオク!に出品されることとなる。
  5. 7月(2014年)には、BOOKOFFの直営店舗をはじめとして「総合買取受付窓口」を設置。従来取り扱っていた中古本やCD、ゲームソフト、携帯電話などに加えて、アパレルや雑貨などに買い取り対象を拡大。買い取った商品はヤフオク!に出品
    ※BOOKOFF 店舗は現在、全国に1059店舗。直営492店舗、FC加盟店567店舗(2013年3月31日)
    http://www.bookoff.co.jp/corporate/company/shop_num.html
    それらが、ヤフオク買取型出品のリアルな窓口となる。
    BOOKOFFに、本、ゲーム以外、家にあるものなら、何でも売ることが可能になるのである。出品の面倒くささもなくなる。
  6. 関東圏にサッカー場7面分ほどにあたる1万5,000坪のリユースセンター(倉庫)を2015年度中にも開設
    ※当然、これはBOOKOFFのリアル来店客のためではなく、ヤフオク!出品用の倉庫となる。同時に集中配送センターとしても機能することになるだろう。
  7. ヤフーの目線はネットではなくリアルを向いている。
    ※第三次サービス産業のBOOKOFFが、中古商品のリアルマーケットプライスが、第四次サービス産業(ビッグデータなどを活用したネット情報産業)であるヤフー!と協業することにより、リアルとネットが果てしなく混在するあらたなリアル3.0のサービス産業として稼働する。オムニチャネルも同意義だ。
  8. ヤフオク!の年間出品数は約50億点で、年間利用者数約1,000万人年間取扱高は6,800億円に上る。これはネットリユース市場8,100億円の84%に上る。リアルを含めたリユース市場は1兆8,000億円とまだ大きい。
    ※一方、ヤフオク!の出品数に対する落札率は、1/500、0.2%(1人1品ならば)である。その0.2%が6,800億円の売上を生み、手数料ビジネスを成立させている。1人10品落札しても2%でしかない。ここはまだまだ拡大の余地がある。
    一方、ネットリユース市場は、リアルリユース市場の45%(8,000億円÷1兆8,000億円)しかないこととなる。
    リアル市場の残り55%の市場(約9,900億円)をネットとリアルが融合することにより、莫大な利潤をもたらすことが想像できる。
     問題は、出品しやすくなるが、落札率は、0.2〜2%だろう。ブックオフのリアル店舗で落札し、ブックオフに配達という今度は、リアル×リアルのネットオークションのインバウンド流通経路もシニア層には必要かもしれない。 今後は落札システムももっとイノベーティブにする必要があるだろう。

    さらに、Tポイントなどの提携によるファミリーマートで、近くのファミマでオークション品を受け取るとTポイントがプラスされるなどの異業種間オムニチャネルの構想も具現化されることだろう。

 

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