【書籍】スティーブ・ジョブズ  ウォルター・アイザックソン

Toshiaki Kanda 2013年09月01日 日曜日
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1984年Macinstosh(128k)の発表会

定員2600人のクパティーノ、フリントセンター

「1958年のことです。IBMは、ゼログラフィーという新技術を発明した新しい会社を買うチャンスを見送りました。その2年後、ゼロックスが誕生します」

この時、IBMだけでなく、コダックやRCAもゼログラフィーに興味を示さなかった。

 

 「毎日、ここに集まった50人がする仕事は宇宙に大きな波紋を広げるものになる。僕は一緒に仕事がしにくいタイプかもしれないっていうのはわかっているけど、でも、こんなに楽しいことはいままで経験したこごがない」

 

初代Macintosh発売1984年の一年も前の話…。
Macintosh Portableの登場は1991年09月20日 

 「かっこいいものを見たいと思わないか?」

卓上日記ほどのなにかを取り出した。ふたを開くとコンピュータが現れた。キーボードとスクリーンがちょうつがいで、一体化された、ノートのような感じのマシンだ。

「80年代の半ばから末にかけて、こんなものが作れたらいいなと思っている」

彼らが作っていたのは、ずっと続くアメリカ企業、未来を発明するアメリカ企業だったのだ。

そう、ジョブズが新製品を発表する頃には、常に次の製品のイメージやヴィジョンが固まっているのだ。

iMacの時には、すでにiPhoneが…

iPhoneの時には、すでにiPadが…

iPadの時には、すでに◯◯◯◯が…。

この◯◯◯◯は、受け継がれているはずだ。単にサイズを小さくしたり、色を変えたりではない、全く新しい市場を切り開くような製品カテゴリーだ。

クロックスピードだけが早くなった…というのは90年代のアップルだ。PowerPCの名のもとに、Apple IBM Motorola が、何の個性もないままスピード競争へ突入した。

マウスがいらない、キーボードがいらない、誰もが指で操作できるコンピューティング。Conceptだけでなく、性能とコストとのバランスを見極める必要がある。

ジョブズの◯◯◯◯は、いつ登場するのだろうか?

少なくとも廉価版のiPhoneや、飯櫃なMacProでないことは確かだ。

 

また、気になるのが、android OSだ。

過去に2度もAppleはこの自らが築いた新規市場の戦いに敗れてきている。

第一は、IBM PCだ。 

Apple IIは27万9000台に対して、IBMとそのクローンが24万台だった。

これが1983年には42万台対130万台とIBMとそのクローンが急増する。

一方、AppleIIIとリサは両方とも完全に沈んでいた。

第二は、Microsoft Windows だ。

1983年10月Appleがハワイで開催した販売会議の「デートゲーム」ではこんな穏やかな時が流れていた。

 

 


そして、第三が Google Android OSだ。

ただ、Googleの場合、IBMやMicrosoftと違って、思想がAppleに似ている。いや、むしろGoogleの方が、AppleよりもAppleらしい思想のように思える部分が多い。

今回もハードウェアとソフトウェアのバランスを考えるAppleか、標準OS(しかも無償)というハードウェアメーカーの生態系を利用するGoogleとの戦いがAppleの前に大きく立ちふさがっている。

 

 

 

 

 

 



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