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【書籍】食べるなら、どっち!?不安食品見極めガイド
まず、カラー図解で同じような食品を比較しているところが特徴。
そして、「食べてはいけない!」と指摘されるのではなく、同じ食べるのならこちら!という指摘の仕方が好感がもてる。
ただ、その根拠はあくまでも、ラベル表記のみ。
それでも、人工甘味料のスクラロースやアスパルテーム、アセスルファムKは気になってくる。
それらを添加することによって、カロリーゼロや低カロリーが実現できるからだ。
カロリーを気にすれば、するほど、人工甘味料を大量摂取しているというこの逆構造でノンカロリーは、当然、二度と選びたくなくなった。
ただ、添加物である各種着色料やカラメルと表記があるだけで、食べるべきではないと排除されるので、ある意味、公平で平等な排除基準なのだが、科学的根拠が不十分。「発がん性物質といわれる…」「動物実験だけで…」という説明だけでは説得力が乏しい。
それにしても、全体を読めば読むほど、子供の口に入りやすい上位200商品だが、すべて、口にするのがいやになったことだけは確かだ。
ただ、習慣として、商品購入の際に、内容表示は必ず、読むようになり、果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)などの表記のものは絶対にパスするようになった(笑)
付録と称される章では(なぜ付録なのかはわからないが…)、マクドナルドとモスバーガーの成分表示を行っている。そこはわかりやすい。しかし、対応しなかったロッテリアは回答できないから「危険」と評価される。では、バーガーキングやフレッシュネスバーガーはどうなんだろうか?
時折、首をかしげる批評もあるが、ひとつの評価軸で、YES NOを切り分けるのは、今までの「買ってはいけない」シリーズよりは、いいアプローチだと思う。
しかし、結局取り上げられている食品は買いたくなくなる。
そして、一番こわいのが、食品を加工品でなく手作りで代用できる家庭での食事はいいが、外食しないわけにはいかない。外食なんて、何が入れられ、何で作られているのかわからないブラックボックス化している。すべての成分表示してくれている外食料理店が早く、一般的になってくれるように、今度は外食にも、行くならどっちシリーズを展開してみてほしい。
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