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間違いだらけのFlash表現 ライカM8の場合

「ライカM8」はボクにとって最も欲しい逸品である。「来夏こそは!」と下手な変換にも来年の夏あたりに…と買えるかと願いたくなる。

joi itoさんのFlickrを見るたびに、こんなボケ味の写真がとれたらなぁ…と思い続けている。

中でも、このジョブズとゲイツの写真は、歴史を語る一枚でもある。撮影者はJoiである。

Photo by Joichi Ito

もちろん、カメラはLEICAのM8デジタル(Joiはいつもそれを離さないから)。

NewYorkTimesにまで掲載されながらも、この写真はCreativeCommonsが適用されているので誰もが引用できる。

この一枚の写真で見ると、ジョブズはいつもながらの、はき込まれたNewBalanceの灰色に、黒のソックス(普通の人がこのセンスだとドンビキものだが)。ゲイツはアイビー定番のコインローファー。

それぞれの質感までJoiのM8は表現してくれる。手前の人の足のボケ具合が、なんだか自分もそこにいて、かいま見しているかのような気分になってくる。映画のゴシショット的ですね。

そんなこんなでM8が欲しいところに、いろんなところでカジュアルなライカのM8のバナーが登場してきた。ボクシングやスケートボードや…。値段もカジュアルになれば言う事なしなのだが…。

ピクチャ 7.png

ピクチャ 3.png

そこで、問題がこのライカM8のキャンペーンサイトだ。 

Flashを使わなければならないのは、この中でも、
【シュミレーション(右上)】【ライカM8について(左下)】【ライカM8での撮影にトライ】くらいのものだ。

各レンズの画角やファインダーイメージがわかるのはいい。
しかし、撮影ボタンがシャッターでもなければ、シャッター音すらしない。

うーん、Leicaのあのシャッター音が聞きたかったのに…!

しかも、コメントが、
「撮影成功!
ピントがシャープですね。ライカM8では必要に応じてボケのコントロールも可能です」のみ。

必要に応じたボケのコントロールも、ぜひトライさせてほしいものです。

そして、ピントがあっていないと、

「ピンボケ!
ピント調整を忘れましたか?あるいはピンボケの写真を撮ってみたかったのでしょうか?」と企業としては潜在顧客に対してまさにピンボケなコメントを発している。ヤバくないこの言い回し?

これが、ライカ社でなければ、こんな気分の悪いサイトには、いたくなくなる。

実はFlashインタフェースが必要なのは、まさにこれだけだから、キツイものだ。

写真家と作品も、キレイな作品が満載かとおもうと…たったの16作品。

FlickrやPicasaのタグで[M8]検索したほうが、たくさん登場する。

決め手は、販売店を検索…。あれれ、検索できないや…。今の時代にブラウザの問題?

外資系企業のサイトでよくありがちな、本家サイトのそのまんまの翻訳サイトのような気がする。

Flashも、効果的に使えば最大の効果が出るだろうし、効果的に使えないのであれば、使う意味さえも持たない。検索されにくくするような逆SEOが目的ならいいのだが…。

「日本では、このままでは売れない!」と本気で本国に、怒るのもビジネスマンである。

せっかくのライカのデジタルカメラ、M8のサイトなんだから…。