もはや、モンブラン(Montblanc)というと、すでに一つの万年筆メーカーではなく、ラグジュアリーブランド化している。
マイスターシュテック149などは、まるでグランドピアノのような万年筆で羨望の製品だったが、もはやモンブラン自身が、文房具屋から消えてしまい、ブランドショップとなった。そして万年筆もショップの人が説明する製品になってしまった。つまり、機能よりもストーリーを語りだした。
そんなラグジュアリー化してしまったモンブランだからこそ、時計も扱っている。…というよりも、1993年にスイスのリシュモンに買収されたことによって、いろんな製品を扱う一ブランドとなった。
万年筆の価格も高くなった。
そう、価格もラグジュアリーの品質のひとつなのだ。
そんなモンブランの時計ということで、スマートウォッチを登場させるというのは、ロレックスやオメガなどの時計専門ブランドとの差別化、ルイヴィトンやシャネルなどの時計との差別化で意味があると思う。
本体でなはなく、リストバンドによるバリエーションは、デジタル化スマホ化によるラグジュアリーブランドの陳腐化を限りなく最小化している。
しかし、高級時計でのスマホ対応は、果たして必要なのだろうか?
Apple WATCHという、21世紀の「スウォッチ」的アイコンの参入を控えて、新たな波がおきようとしているのかもしれない。
Appleと組む、ラグジュアリーブランド。Googleと組むラグジュアリーブランドと別れていきそうだ。
しかし、ラグジュアリー製品を好む人は、スマホとの機能よりも、機能美を愛するので、チープ化するスマートとの相性はすこぶる悪いと思う。
腕時計も手掛けるスイスの装飾品ブランド Montblanc(モンブラン)が Android とも連携可能なスマートバンド機能付きストラップ「e-Strap」も使える高級腕時計「Timewalker Urban Speed collection」を発表したそうです。「e-Strap」に交換するだけでスマートウォッチ化できるという代物です。
Timewalker Urban Speed collection は、従来型の腕時計と市販のスマートバンド製品にみられる電子部品付きのストラップを組み合わせた製品で、手首の内側に 0.9 インチのモノクロ OLED パネルが位置し、スマートフォンと Bluetooth で連携します。
機能は、着信や SMS、通知を転送して表示したり、音楽コントロール、リモートカメラなど。また、アクティビティトラッカーとしても機能し、日々の歩数や移動距離、消費カロリーなどの運動データも計測・記録できます。データはスマートフォンアプリで閲覧・分析できます。
引用元: スイスの装飾品ブランド Montblanc、「e-Strap」で高級腕時計をスマートウォッチ化 | juggly.cn.