ネットで日本語を使用している人の、大多数は日本人である。
しかし、インターネットの世界では、日本語で説明されながらも、日本を選択しないといけないシーンによく遭遇する。
最新版のiLife”11でも遭遇…。
「リストから国を選んでください」
どうして、日本語で聞かれているのに、日本をわざわざ探さないといけないのだろう。
世界共通でウェブサイトを更新しているからこのようなことが発生してしまう。
これは、まだましなほうだ…。
プルダウンメニューで190カ国近くの中から日本を選ばされ、時折、マウスがすべってしまい、Japanでなく、隣のJordanあたりを選択してしまって、東京都がなぜか存在しない…なんてことによくなってしまう。
ラピッドで、世界共通のサイトを作り変える時でも、言語別で各国のデータを並び替えるなんてことは簡単なはずだ。
特に米国本社の企業は、母国語が英語でない国のことを、そこまで考えるというDNAが、本来そなわっていない。
そこはやはり、現地国の支社や支店が、米国本社にUI的におかしい点を指摘すべきだろう。
これは力関係や命令系統の話ではなく、「機会損失」というマーケティングレベルの話だ。
一度、言語別で、ソートをしたトライを検証し、その数字をもとに、米国本社の役員に、判断させればいいだけの話だ。
ネット上でのほんの数秒のストレスが、最大の機会損失になっていることに、もっと気づかなければならない。
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