コペルニクス的展開はついにここまできたかと思った。
米amazonは、タクシーを利用した配送網を作るという。
12月商戦、人間とアマゾンの荷物が、タクシーの争奪戦をするということにならなければよいのだが…。
タクシー会社も空気を乘せて流すくらいなら、Amazonの荷物を運んでいたほうがましであるという発想なのかも。むしろ、米国 Uberの個人所有者でも配車できるというやり方もありだろう。
規模から考えると、日本の都市部のほうが効率がいいので、宅配便に嫌われたamazonは高価でもPrime会員向けには、タクシー便という特別サービスを生み出すかもしれない。
その前にバイク便という方法もあるが、タクシーの空き時間をamazonが定額で買い上げるという戦略もありだろう!
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>がサンフランシスコとロサンゼルスで、タクシーを利用した配送を試験的に実施していると報じた。コストを抑制しつつ、配送スピードを上げる方策を模索しているという。
WSJによると、アマゾンは配車サービスアプリ「フライホィール」を使って同社の物流センターにタクシーを手配。届け先地域が同じ最大10個の荷物を各5ドル程度で配送する実験を行っている。
米国では昨年、オンライン販売の急増や異例の寒波の影響でUPS<UPS.N>やフェデックス<FDX.N>の年末商戦の配送が大幅に遅れた。配送遅延の打撃を受けたアマゾンは、配送先の地元宅配便業者の利用から自社の配送車までさまざまな配送方法を模索している。