この20年の進化の速さ以上に、大人になったウェブ君はどんな世界を切り開いていくんだろう。
20年後の2031年には、どんな世界になっているんだろうか?
「サロゲート」ロボットも可能だろうし、「マトリックス」や「攻殻機動隊」「ターミネーター」「ウエストワールド」「ユニバーサルソルジャー」「AI」「トータルリコール」「インセプション」のような世界も可能になっているかもしれない。
1969年07月20日アポロ11号が着陸した時、「トランスフォーマー ダークサイドムーン」のようなことが起きていたことはつい知らず、40年以上経っているにも関わらず、月に民間人が自由にいける進化も何も遂げていないことを考えると、ウェブの誕生から20年でよくここまで進化したものだと思う。
しかし、これからの進化がもっともっと重要だ。
ウェブが40歳になると、ボクは70歳、きっと、ソーシャルのアカウントネームは、URLのドメイン名と同様に枯渇し、名前やアカウント以上に重要な個人を認識するIDが生まれていることだろう。
SPAMまみれの「電子メール」はあと数年で、破綻するだろうし、ストリーミングメディアは、テレビに破綻をもたらし、新聞は巨大なタブレットやeインクのDNAに駆逐され、ボクの老後は、昔の新聞紙やカラーテレビやトランジスタラジオで1970年代の番組や情報をアナログで楽しんでいるような気がする。
その前に冷凍保存で、2040年くらいまで眠り、自分の孫よりも年下として再誕生して、残りの30年くらいウェブの進化を見届けてみたい。そう、今までメディアが普及するためには最低でも30年かかってきているからだ。
きっと、ウェブとメディアの融合したものは、誰も想像しえなかったものとして新たな産業を勃興していることだろう。
それも、もっともっと、すごいものに…滅びゆくメディアの足かせに悩むよりも、新たなメディアを起こす側のほうがもっと雇用も生んでいるはずだ。
「ウェブ」の誕生から20年を迎えた。Tim Berners-Leeが世界に「ネットの愉しみ」を紹介したのがちょうど20年前なのだ。もちろん当時は「◯◯◯」がこれほどまでにネットで広がるとは想定していなかったことだろう。そう。世界最初のウェブサイトは1991年8月6日、Sir Berners-Leeによって開設された。生まれたばかりのハイパーテキスト・マークアップランゲージによって記述された。そこから発展を続けたウェブはついに20歳となった。この20年間、インターネットはどのように成長していっただろうか。
誕生以来、ネットでは電子商取引が行われるようになり、そしてスパムも蔓延することとなった。音楽やマスコミ、出版業界もインターネットの普及により産業構造を大きく変えつつある。「I Can Has Cheezburger?」のようなジョークサイトも登場してきた。大企業の勃興と衰亡も目にした。パブリックとプライベートの境目は曖昧になり、著作権法の適用範囲も混乱している。新たなコミュニケーションスタイルが古いものをそこかしこで駆逐し、膨大な数の人々がいちどきに声をあげるような時代になってきている。
もちろん、いつでもいろいろと問題になる◯◯◯も蔓延している。
誕生当時のオリジナル(今の時代でも「オリジナル」に意味があるんだろうか)のウェブページはこちらで確認することができる。このページがプレ・インターネット時代に変化をもたらす原石となったものだ。そう、くどいけれど◯◯◯の世界にも大変革をもたらすきっかけとなったわけだ。
お誕生日、おめでとう>ウェブ。これからも、これまで同様に楽しい時間を過ごせますように。
via Techcrunch
http://jp.techcrunch.com/archives/20110806the-internet-is-20-years-old-today/
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