MXテレビ 東京ITニュースのYouTube版
http://www.youtube.com/view_play_list?p=D5AECD771FA23A18
テレビでの、あのいつものカン高い声での高田社長ではなく、意外な素顔の高田社長。
うーん、このロケにはホント参加したかったなぁ…。
カンブリア宮殿の、出演時もそうだったが、実はこんな落ち着いたジェントルな方なんだ。
ジャパネットでも、「通販」だけではなく、家電をテーマにしたトーク番組をそろそろ、やるべきだろう。
気になったのが、今年、ネットの売り上げがテレビの売り上げを追い抜くという発言。
これはテレビ局を震撼させるすごい発言ではないだろうか?!
ジャパネットと言えば、テレビの時間枠を買い取り、自社スタジオからハイビジョン放送でオンエアできる数少ない番組制作もできる通販会社。もちろん、その時間買い取り費用はすごい金額になると誰もが予測できる。
その会社の社長がネットでの売り上げが、今年テレビを抜くという。
ネットでの売り上げが、テレビの売り上げよりもさらに増えてくると、テレビの時間枠を古今永劫と買っている必要がなくなってくるという事だ。
こちらが、ジャパネットのウェブサイト。
http://www.japanet.co.jp/shopping/index.html
正直いって、とっても「使いづらい(苦笑)」。
しかし、このサイトクオリティで、今年、テレビの売り上げを抜くとしたら、今後のウェブサイトの売り上げには、まだまだ可能性が広がるだろう。
試しにユーザー登録してみた。
「全角14文字以内」のところや、郵便番号でクリックしなければ、都道府県が登録されないなど、ユーザー視点を重視しているジャパネットたかたではありえないようなユーザビリティである。
このあたりも高田社長は目を通しておくべきである。
現在のジャパネットウェブサイトは、ボクにはとても魅力的には見えないけれど、
中古商品、動画というコーナーなどもあり、自社番組のプラットフォームとなりえるところはかなりある。
テレビで下取りしている製品が、再流通したらすごいことになりそうだ。
なかでも、Web限定生放送
https://www.japanet.co.jp/shopping/internet/webst.html#livepb
なる放送企画もある。
残念ながら、Windows Media Playerが必要だったりするが、ウェブ限定というキーワードでひっかかるユーザーはいることだろう。
プラットフォーム、プロトコルとしてのテレビが、ネットにシフトした場合、必要なのは、プッシュ情報ではなく、プル情報でユーザーがどのように、番組に介在し、情報を引き出す(プル)事ができるかだ。
Web限定生放送が、未来のジャパネットたかたの姿をかいま見させてくれるのかもしれない。
来週の東京ITニュースが待ち遠しい…。
ジャパネットたかたのネットがテレビを追い抜く理由がわかるのかもしれない。
しかし、この手のテレビ的ティザー(じらし)も、そろそろな気がしてきた。
ウェブ先だし、テレビ後だしでも十分にいい時代だ。
むしろ、ウェブ先だしの方が、テレビの鮮明な大画面で見たいという欲求に変わる番組宣伝になると思うのだが…。
※追記 2009.04.09(木)
「ジャパネット」で検索してもトップページに登場しないが、テレビの画面の右上にはフリーダイヤルと
PC http://kaiteki.jp が表示されている。
なるほど、テレビを見て、購入しようとしている人が、詳細を知りたい人はこちらにやってくるのだ。
しかも、SEOをかけていない事で、テレビ→ネットという導線でのコンバージョンを考えているのかも知れない。
このあたり、少し調べてみたい。
しかし、アナログテレビの場合、URLが
http://kaiteki.jp
ではなく
http://kalteklllve.jp
に見える点が損をしている。
むしろ、表示を間違わない、「快適ライブ」で検索!「快適ショッピング」「快適ショッピングスタジオ」で検索としたほうが良いだろう。
そうすることにより、検索ワードでくる人、「ジャパネットたかた」で検索する人とのコンバージョンを確認することができる。
それにより、ネット売り上げがテレビを追い抜くという構図の本当の数字がみえてくることだろう。