http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120412/biz12041215390008-n1.htm
ソニー、今期リストラ費用750億円計上へ
1万人削減に続き2012.4.12 15:38 [企業経営]ソニーは(2012/04/12)12日、今年度に行う経営改革にともない、グループ社員1万人を削減するとともに、リストラ費用を750億円予定すると発表した。10日に発表した今期の営業利益目標には影響がないとしているが、これにより今期の最終利益は先細りすることが避けられない。
ソニーは前期の連結最終損益が5200億円の赤字を見込む。営業損益は前期が950億円の赤字だったが、今期は1800億円の黒字に転換する意向。
ソニーは、グループ社員1万人を削減するとともに、リストラ費用を750億円予定すると発表した。
普通にニュースとしてみると、すごいとしかいいようがないが、電卓を叩いてみると、いろんなことが見えてくる。
1人あたりのリストラ費用は、平均で750万円にしかならないのだ。
年間ではない。
一生分の給与を750万円で辞めてくれと言われるのだ。
これは、ひどい話だろう。
ソニーといえば、優秀な企業だった。ソニーに入社するために努力した人もおり、ソニーもその数倍の応募してきた人間からソニーに必要な人材として獲得してきたはずである。
…であればだ。
いろんな法的な整備も必要であるが、750万円の退職金、10人集まれば、7500万円の資本金で10人でベンチャー1社、起こせる。
なんと、一瞬にして、1,000社のソニー関連ベンチャーが誕生させることも夢でもなんでもない。
しかし、大半の会社が1年くらいで、酸素ボンベを使いはたして、倒産という企業になることだろう。
2年後に生き残った、2割程度(200社)のソニーベンチャーが、2年後に倍(20人)の人材を雇えば、20人で200社、なんと4,000人の雇用を誕生させられる。
さらに、そのうちの2割が上場できるとすればどうだろうか?
1000社から20社の上場(約2%)はそんなに難しい話ではないと思う。
ちなみに、国内で上場企業は約3600社
東証一部二部マザーズで 2286社(2012/04/30)http://www.tse.or.jp/listing/companies/index.html
http://homepage2.nifty.com/com-l/colisting.htm株式会社の数は約115万社といわれていますが、そのうち資本金3億円未満の会社が約113万社(株式会社の98.3%)株式会社の大半は中小企業が占めている。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaisya/kaisyahou33/kaisyahou07.htm日本の企業、個人事業者数は421万社、
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23_1/110701h23_gaiyou.pdf中小企業数(会社数+個人事業者数)は、約419.8万社で、全企業数に占める割合は99.7%
中小企業の会社数は約149.3万社で、全会社数に占める割合は99.2%
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/faq/index.html#Q_101
※中小企業庁のデータ整理したほうがいいですね。
日本の中小企業を150万社とすると、3600社の上場数というと、0.24%
しかし、ソニー社で長年飯を食ってきた人のDNAはその約10倍くらい優秀として上場率を 約2%と見積もった。
10,000社のうちの2%の上場率で、
20社が上場でき、100人づつ雇えば、2000人の雇用を誕生させることも可能だ。
それだけでも、6,000人の雇用を生むことができる。
ついでに、あと200人づつ雇えば、一気に10,000人のリストラは5年で解消できる。
ソニーは子会社の上場益でウハウハのはずだ(笑)。
そう、ソニー本社は、図体が大きくなりすぎたのだ。
かつての、ソニーに戻るためには、巨人に打ち勝つベンチャーに戻るしかない。
そのためには、大企業のソニーではなく、町工場のソニー、つまり、ベンチャーからスタートしない限り、活路はない。
ソニーのグループの中で、売上資金が動くだけで、連結決算で考えると、巨額の資金となる(法的な措置が必要だが、どこのベンチャーも最初に社長になると売上をあげる方法としてグループ内、還流型の連結決算を考える)。
1人あたり750万円で、リストラされた人たちも、再就職を考えるよりも、社長、取締役、役員、部長、と一気に、ソニーのロゴがはいった素敵な会社名で、ご近所からは、出世のための、出向とおもわれる世間体も奥さんや、共働きの旦那さんにプレゼントできる。
本当に考えてみて欲しい。
すると、ソニーグループには、かつての創業時代のように、夢にあふれるような、素敵な商品が溢れてくることだろう。
しかし、すぐに潰れるような、ソニータイマーも復活する。
しかし、そのソニータイマーを見越したサービスのベンチャーも登場し、ソニー製品に関するコンサルティングから、カスタマーサービスに至るまで、本体の手のゆきとどかないところへのサービスが復帰してくれるだろう。
かつてのソニーのように。
電機大手の危機 シャープ、ソニー、パナソニックを救うためには… – KandaNewsNetwork
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