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※ この記事はタイアップ記事です。
楽天のKobo Gloをモニターで入手した!
楽天koboイーブックストア
http://rakuten.kobobooks.com/
前回の記事「楽天Kobo gloを試してみてわかったこと」に引き続き、さらなる特徴をレポートしてみよう!
なんといっても、電子書籍の最大の機能は、メモしておいた文章を、そこだけを読み返すことができる機能である。
紙の書籍では、付箋をつけたり、折り目をつけたり、蛍光色のマーカーで塗ってみたりする。そうして、付箋だらけや、ドッグイヤーだらけの本を書棚においておき、ページをパラパラと捲り、再度、そのハイライトした部分と再び遭遇することとなる。
それが、電子書籍となれば、リーダーから直接なぞることで、これらのことが指ひとつで実現できる。そして、紙ではできないことが、ハイライトした部分だけを眺めることができる機能だ。
一連の流れはこちらの動画で見ていただきたい。
「ハイライト」で文字を選択すると、そこにマーカーが入り、「書き込み」からチェックすると、ハイライトしたメモのみを後で読み返すことができる。
紙の本だと、いくつも付箋を貼り付けたり、折り目をつけていたことが、ラインをなぞるだけで完成する。
指で文章を選択し、ハイライトボタンをタップする。
こう書くと簡単そうだが、実際には、E-inkの反応が鈍いのと、指で文章が隠れるので、選択するのはかなりの熟練を要する!そこは慣れるしかない…。
また、ページをまたぐハイライトが取れないのは残念な点だ。
このように「書きこみ」を見ると、自分がハイライトした文書のみを読むことができる。
ボクは、これに一番の感動を覚えた! できれば、もうすこし、ハイライトの文字量を設定したい。文字量の大中小の設定があれば良いはずだ。
自分の読書のハイライトした部分と更新した日付がわかる。これは紙の本では絶対にできなかった読書体験だ。
そして、さらに書き込みをタップすると、ハイライトの詳細が読める。これは、一冊の本から自分の気に入ったダイジェスト本を作ることに似ているのかもしれない。
できることならば、これらが、テキストで書き出しができると、引用文献として本を紹介しやすい。さらにそこから購入リンク先へとナビゲートすることによって、書籍の内容による拡散効果が期待できることだろう。それは今までの紙の本の面倒な部分をすべて補ってくれる効果でもある。
あとは、レスポンスがもっともっと早くなってほしい。しかし、バッテリーとのトレードオフを考えると、E-Inkを使用したリーダーであれば、のんびり読書をするゆとりが、まだまだ必要だろう。
koboには、facebook連携機能もあり、ハイライト部分と本の販売サイトへのリンクを飛ばせる機能があるのだから、ブログなどへの連携機能も作って欲しいものだ。
facebookやtwitterへの拡散は一時的には期待できるが、時と共に話題にさえならなくなる。
しかし、ブログなどは、検索されて、その時よりも、後から興味のある人が訪ねてくる媒体だ。
書籍はブログの書評などで紹介されたほうが、購入への最適なナビゲーションとなることだろう。
だからこそ、ハイライト機能はブログ書き出し機能を搭載すべきだろう。著作者も本が売れるのであれば、シビアな著作権の話にはならないのがビジネスの世界の常である。