インターネットでのプレゼントキャンペーン
ハガキでの応募に比べて、気軽に応募できるメリットがある。
しかし、名前と電子メールアドレスだけでも、ユーザーはかまわないのでは?と思う。
せめて、性別、年齢、居住県くらいで気軽に応募したいものだ。
また、企業担当者も、なぜか登録者が増えないと悩んでいる。実は敵対的なインタフェースによって、応募者を相当、追い返していることに気づいていないことが多い。
パナソニック家電をプレゼント!CLUB Panasonic
https://club.panasonic.jp/campaign/0812winter/index.html
というキャンペーンに応募しようと思ったけど、
親切にどれだけのステップがあるのか説明してくれる画面へ遷移する。
会社の誠実さがとてもよくわかるが、完全にやり過ぎである。フォームの処理のSTEPで考えられており、ユーザーの登録STEP数の立場で全く考えられていないのが残念だ。
プレゼント応募に9つのSTEPがあると、気軽に登録できると担当者は考えているのだろうか?
STEP1の「会員利用規約」とSTEP2の「個人情報取り扱いの確認」はユーザーにとっては、同じSTEPだと思う。
STEP3の会員重複の確認はSTEPではなく、情報システム部の処理であり、ユーザーに見せるべきではない。
STEP5の登録情報の確認 も同じである。
STEP 7の仮登録完了も、SETEP9の本登録完了も、ユーザーには、完了業務はSTEPとして表示すべきではにと思う。
ここの新規会員登録のSTEPは5つで済むはずが、9つもあるので、せっかくのプレゼント!に釣られてきた人を追い返してしまっている。とっても残念だ。
それだけではない…!
プレゼントに当選してもいないのに住所や電話番号を聞かれるのは変な気がする。
ましてや勤務先や役職、さらに家族構成や居住状態まで聞かれるのは非常に気持ちが悪い。
また、「ログイン名やパスワードに半角英数字を混ぜてください」などと命令されると頭にくる。
いつものパスワードやログイン名に半角英数字がはいっていない人は覚えるコストの方が高くつくからだ。自己責任なのだから、お客様にパスワードの堅牢性を求めても仕方がないのではないだろうか?
さらに…悪夢は続く…。
半角と全角だけの違いで、しかも、郵便番号や電話番号では半角。住所は全角と、お役所のようにユーザーを突き返す所作が、ボクには考えられない。
これは役所の申請サイトではなく、民間企業のオープン懸賞のキャンペーンサイトのはずだ。
まだまだ、ユーザーに対して、半角全角にこだわっている会社が多すぎである。
企業側で勝手に修正すればいい話である。Excelのマクロを使えば簡単に後処理も担当レベルでもできるはずだ。
そんな企業に限って、郵便番号やマンション名のデータを一切活用していないからあきれてしまう。何のためのユーザー情報なのだろう?
企業にとっても、不用意にユーザーの個人情報を持っていることは現在では、リスクでもある。
ここまで時間をかけて登録しようとしたら、最後に「パスワードの入力が一致しません。」と登録画面で追い返されてしまった。慣れない数字入りのパスワードを打ち込んだら、こんな始末だ。
二度と申し込みなんてするもんか!という気持ちになってしまいました。ごめんなさい。
ぜひ、なんとかしてくださいよ! パナソニックのウェブ情報システム担当さん!