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これは予想もしなかったいいアイデア。
支援するためのお金を集めるよりも、余っているものを集めたほうが、代替通貨であるお金よりも、ダイレクトに人のためになる。
家のタンスで眠っているものを掘り起こし、活用する。
考えたクリーニング店にとっても、自分の店の最高のブランディングマーケティングにもなる。
このアイデアをもとに、通貨に変えることなく、余っているもので、社会貢献できることは、たくさんありそうだ。
例えば…時間があまっている人、その時間をオークションにかけ、得た対価の15%のマージンを貢献事業に向けるなど…。 今度、授業でケーススタディーとしてこの話を取り入れてみよう!
この冬、たくさんのホームレスを暖めた、クリーニング店の小さな広告 | greenz.jp グリーンズ.
ホームレスの人たちにとって、寒い風にさらされる冬はとても厳しい季節です。冬を前に、ルーマニアの慈善団体は考えました。お金を集めるのは時間がかかります。募金よりも早くホームレスの人たちが寒さをしのげる方法はないか、と。 そこで考えだされたのは、クリーニングのチェーン店との協力によるあるしかけでした。
クリーニングを引き取るときについているハンガーがありますよね。そこに、小さな広告をつけたのです。 コピーは「このハンガーに古い服をかければ、あったかくなります。ホームレスの人たちのために、古いコートをかけて戻してください。ぬくもりを分かち合いましょう」。 古着のコートの寄付を呼びかける、気の利いたコピーですね。
この広告に使われたお金は64,592ユーロ645ユーロ。日本円だと7,000円70,000円くらいでしょうか(※)。この小さな広告は25,000人もの人に届き、2か月もたたないうちに90袋に入った古着を集めることに成功。数百人のホームレスがコートを受け取ることができたそうです。
※3月28日訂正 クリーニング店のハンガーは、ほとんどが使い切りでゴミになりがちなもの。それがメディアとして活用されることで、たくさんの人の役に立つことになったんですね。何かを伝えたいと思ったときに、ムダになっているものはないか考えてみるのもいいかも知れません。意外に届く表現が見つかるかもしれません。なにしろ、お金がかかりませんしね。