姫井さんは、やはり「本当にしたたかな人」だった!



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姫井由美子参院議員、民主離党を撤回
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080829-OYT1T00557.htm

姫井さん、やはり、「したたかな人」でした!

やりますねぇ…。知名度完全独占モノですよ!

27日に話をうかがった、「2つの理由」があったので、この姫の選択に文句を言える人がどこにもいません。というか、これは、すべて計算された上での行動なのですから…。

メディアが、いくら岡山の有権者に、最初から決め込んでいるコメントを求めにいってもまったく意味がありません。衆議院とちがって、解散のない参議院で5年間は、姫の活動を有権者はただ、見守ることしかできないのですから…。選ぶ時にはその場の雰囲気だけでなく、真剣に選ぶという責任を国民は考える時なのです。自分たちの代理人なんですから…。政治家は先生でなく、政治代理人、代議士ではなく代理士屋さんのほうがいいのかも。

逆に姫井さんは、この5年間で、絶対の知名度を活かして、本当の改革に望んでほしいと思います。嵐もやんで、知名度を持って、そこからが本当の議員としての勝負だと信じています。

岡山の投票してくれた方々の代理人としての力を、したたかに見せてください。

今回は、ドタキャンという手法が、この話題をさらに盛り上げてくれました。久々のニュース対象です。
しかも、テレビを見てみると、ドタキャンしたのが、姫井さんなのか、民主党幹部がさせたのかが、わかりにくくなっています。

実際にこの顛末を、与党の議員がやっていたら、鳩山幹事長はいつものあの調子で与党を批判していたかもしれませんね。たまには自民党の幹事長も、ここぞとばかりに鳩山節でやったほうがいいのかも。

しかし、鳩山幹事長も、テレビをもっと見るべきです。

テレビでコメントが使われているのは、いつもブツブツとネガティブなコメントを発しているところしか使われていません。いろいろとしゃべっているのですが、ほとんどカットされています。

しかも、いつも怒っていても、怒っているように見えず、ただ、下向き加減に憤りを感じていない表情に見えてしまいます。憤りをもっと本気に見える表情をあらわすべきでしょう。

あのオバマ候補も最初はへたくそでした。カンペを見ていました。しかし、今では一切見ないで、抑揚もリズムも変えて、今日の演説では「黒いケネディ」と化していました。

鳩山さん、本当はとてもユニークな人なのですから…。民主党は、メディア向けのトレーナーを幹事長につけるべきでしょう。

ちょっと、かわいそうに見えたのが、政治のプロだったはずの「改革クラブ」のおじさんたちです。

一年生議員にいとも簡単に裏切られて、路頭に迷いそうな状況です。

しかも、事故にでもあってなければいいがと心配し、
さらに警察に捜索願いまでだしていたというではないですか!ホント泣けてきます。

ところが、どっこい、姫は民主党に戻り、なんと記者会見しているではありませんか!!!!

それを知った時は、本当は はらわたが煮えくり返っていたことでしょう。テレビでは、大人な態度の笑顔がとてもひきつっていました(泣)。

「新党は、自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった」という言葉を信じれば、まず改革クラブにそれを確認すべき事が必要であり、その事実関係をつかんだうえで、新党結成式に、参加できないことを告げていれば、ここまで恥をかかせなくてすんだはずです。ちょっとこのあたり、ビジネスマンの感覚ではありえない政治の怖い怖い世界のようです。この感覚のズレが政治をますます国民から、遠ざけているのかもしれません。ビジネスの世界では、単なる礼儀知らずで終わってしまいます。

むしろ、政治家が国民を選挙の時のツールとして考えているからこそ、国民の視点で考えられないのかもしれません。マスメディアが視聴率を見て、視聴者を見ていないと同様に、政治家も国民を見ないで、票を見ているから、ズレが生じてしまいます。

さて、5人の国会議員のうち4人のままでは、政党が成立しないというよりも、政党交付金さえもらえない!という、基本的な目論みまでもが最初からくずれてしまいます。どうすればいいのでしょうか?

木村拓哉さんのChangeで、神林官房長官が突然、自分で自分の解雇宣言という戦略を見ているかのような気分になりました。一体、明日はどうなっているのか?と政治ニュースがとても気になります。

このぐらい、ハリウッドの人気ドラマ番組のように、毎日がエキサイティングだとみんな政治に関心を持つのかもしれませんね。

基本的に政党は任意団体です。ボクでも自分の政治管理資金団体である政治団体を持てるくらいです。

しかし、1994年にできた「政党交付金の交付を受ける政党等に対する法人格の付与に関する法律」がきっかけで

1.国会議員が5名以上いること
2.国会議員が5名未満の場合、直近の国政選挙で2%以上の得票をしていること

が政党交付金=助成金 を得る条件として「法人格付与法」として制定されました。

なので、一人足りないと、非常に困ることになるのです。

では、実際に5人の議員にしないと、政党団体として成立しないのだろうか?
交付金がもらえないだけで、政党団体は、基本的に10名以上の立候補者を立てればいいという見方もできます。

しかし、600万円×10人で6000万円も必要なのが、問題なのだが…。

しかし、あと一人、5人いるだけで、政党交付金がもらえるという仕組みそのものを疑うべきだと思う。
なぜならば、それは国民一人あたり250円の積み重ねの税金で作られているからだ。

助成金の総額は国民1人あたり年間250円で決められる額で、直近の国勢調査で判明した人口を元に計算される。2007年の総額は2005年の国勢調査により約319億4000万円である。

半分は1月1日現在の政党の所属議員数の割合に応じて配分され(議員数割り)、もう半分は直近の国政選挙の得票率(衆議院総選挙と過去2回の参議院通常選挙)に応じて各政党に配分される(得票数割)。
by Wikipedia

たとえば、単純に新党「改革クラブ」が政党助成金を得るために、一人あたりの議員の獲得コストを計算してみよう…

改革倶楽部に5人の議員がいて、各政党の議員を合わせて722人、

議員数割の総額が160億円(総額320億円の半額)だとすると、

5÷722×160=1億1080万円となる。

5人で山分けしても、一人あたりナント2216万円!

なので、一議員を獲得するのに、2200万円もかけられる計算だから、名乗りをあげる議員がいても当然、おかしくないとボクは思うんだけど…。

うちの党にいると、ベテランから順番にさっぴかれて、こっちにはもどらないけど、改革クラブに今、いけばかなりの額が使えるらしい!!さらに知名度アップになるかも!という噂になっていなければいいんだけど…。

さて、明日はどっちだ?!

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