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米Apple社の市場での推移はこの通りだ。
2013年01月発表のアップルの四半期発表は、
アップル 第1四半期(2012年10~12月)Revenue $54.5 Billion Profit $13,100 million
売上 545億ドル 利益 131億ドル 利益率は24% 希薄化後の1株当り利益は13.81ドル@90円換算では、
アップルは、四半期(3ヶ月)で、売上約4兆9050億円 利益約1兆1790億円 利益率は24%の企業となる。
少し乱暴だが、この第一四半期の売上を2013年の予測として、単純に4倍してみた。するとAppleという企業のポテンシャルが見えてくる。
これを日本の産業市場規模や企業の売上と比較してみる。
まずは、米Appleの今期2013年度第1四半期3ヶ月の純利益、1兆1790億円を比較してみる。なんと売上の24%が純利益というのが驚愕だ!製造業でメーカーではありえない数字だ!
この年間1/4純利益を、売上ベースの市場で比較してみると、日本のペット産業の市場1.2兆円が近似している、さらに葬儀産業1.6兆円に出版産業1.8兆円、そして、新聞産業1.9兆円がAppleの年間1/4の純利益と近いのだ!
次に第1四半期3ヶ月の売上ベース、4兆9500億円と比較すると、日本の風俗産業5.6兆円、広告産業5.7兆円、印刷産業6兆円、そしてJTの年間売上6兆円と近似している。Appleのたった3ヶ月の売上だ。
ここからは、単純に4倍した数字だが、
Appleの2013年の年間利益(予測)の4兆円は、日本の放送産業、生活保護費用、防衛費用、NTTドコモの年間売上に相当する。また、米国のアマゾンやグーグルの年間売上とも同じだ。あくまでも予測の数字だが利益と売上というところで見るとアップルの大きさが分かるだろう。
さらに、四半期売上5兆円の4倍という超乱暴の数字をわかりやすく20兆円とすると、
トヨタの年間売上やパチンコ産業、スーパーマーケット産業と並んでくる。
しかも23兆円の日本の外食産業とアップルの売上を近いというのも脅威的な数字となることだろう。
このように、アップルという会社で日本の市場産業規模を眺めてみると、ひとつのメジャーメントとなりそうだ。