2012年04月03日(木)の日経新聞の12面に、@s_hakase 水道橋博士や@kenichiromogi 茂木健一郎さんと並び、@knnkanda のツイートが掲載されていました。
日経新聞さん、ありがとうございます! また、教えてくれた○○さん、ありがとうございます!
twitter pickup 今週のお題 小沢一郎氏に無罪判決
※日本経新聞社の許可を得ず、”引用”しています
ただ、こうやって紙面で見てみると、全くの小沢一郎さん支持者のように、自分が見えてきた。
そこで気になって、自分の元ツイートを見てみると、
一部の市民団体というプロはどう動くのか?すべての司法の時間にも税金が投入されている…検察審査会のしくみも検討いりますね。小沢被告じゃなくて小沢さんも古い体質から抜けだすチャンス! 無罪判決(石川知裕) – BLOGOS(ブロゴス) j.mp/IpHZiO
— 神田敏晶 Toshi kanda さん (@knnkanda) 4月 26, 2012
見事に、「無罪判決(石川知裕) – BLOGOS(ブロゴス) j.mp/IpHZiO 」の部分がスッパリと削除されていた。
ツイートの140文字が載せられない紙面でもない…。
短縮URLのURLを新聞で読んで打つとも限らない…。
しかし、ボクの場合は、このblogを読んで、小沢批判の中でも、こういうポジティブな意見をツイートしたのに、日経新聞では、別の意思を持ってとられかねない状況は迷惑である。
しかも、記事には、御丁寧に、プラットフォームメディアである 「米ツイッター社の許諾を得て転載しています」とある。
とはいえ、ジャーナリズムの基本は本人からの裏取りも必要だと思う。
twitter.com の 「サービス利用許諾」 を読んでみたが、どこに無断で編集できると書いてあるのだろうか?
日経新聞がtwitterの発言を許可無く、編集して紙面に載せてしまうとは…一番、信頼しているメディアなのに…残念な限りだ。
せっかく @knnkanda があるのだから、「掲載してよいでですか?」 のDMでもRTでも、一言があれば済むだけなのに。
そして、「外部媒体へのリンクは、新聞メディアなので読者のために省略したいのですが…」とあれば、まだ納得もできる。
何よりも、自分の知らないところで、自分のツイートが、ソーシャルで、拡散していくということは、とてもよく理解しているつもりだ。
しかし、大手マス媒体と名乗るお金を頂いているメディアまでが、プラットフォームの許諾があれば、なんでもできるというのは、ジャーナリズムの基本を間違っていると思う。
また、ソーシャルメディア上での小沢被告のレピュテーションを、レポートするのであれば、ソーシャルメディアを、せっかく取り上げながらも、ソーシャルとは関わらないメディア体質も問題だ。
悪い例えだが、2ちゃんねるの掲示板を見て、そのまま日経本誌にしかも、引用元まで削除して掲載してしまうのと何が違うのだろうか?
信頼できる日経新聞さんだからこそ、あえて苦言を申し上げた。
一応、何らかの解答が、 @nikkeionline さんからあることに期待…。
※追記:なんと、同様のことが、1月にも発生しており、現代ビジネスの記事になっていた。
この担当者は、謝罪しているのにもかかわらず、再発している。
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/31931
沼崎教授は日経から「無断転載」の経緯について回答を得ている。
〈 転載に際しては、ご本人の許諾を前提としておりますが、今回は当方の手違いにより、沼崎先生にご連絡しないまま掲載に至ってしまいました。今後、転載させていただく場合には、必ず事前に連絡をさせていただきますので、今回の件についてはご容赦いただくよう、お願い申しあげます 〉
ツイートは不特定多数の人たちに届くことを前提に発するつぶやきであるから、報道機関がツイートを使うのも自由なのではないか。沼崎教授に聞いてみた。
「本人確認もせずに掲載するとは、報道機関として義務を果たしていない。ネット上ではなりすましも多い。ツイートが改ざんされている可能性もある。ツイートを使うのは違法ではないけれども、本人の発言かどうかウラを取り、発言内容が正確かどうかチェックするのは取材のイロハではないのか」
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