朝カレーという朝マーケティング




TVのコマーシャルで、ハウス食品<2810>の「ハウス めざめるカラダ 朝カレー」を見た。


【「朝にぴったり」な3つの理由】
〜短時間でおいしく食べられる、“朝にぴったり”なお茶碗1杯分のレトルトカレー!〜 

(1)朝食に丁度よい茶碗1杯分(約150g)のあつあつごはんに、本製品を温めずにそのままかけるだけ(注)で、手軽に早くおいしく食べられます(1袋にカレー75g入り)。

注:寒い時期など、温度が低い状態で本製品が保存された場合は、よりおいしくお召し上がりいただくため、本製品とごはんを温めていただくよう、おすすめしております。

(2)味覚が敏感といわれる朝にあわせ、スパイスや辛味を控え、植物油脂を使用した、“朝においしい味わい”です。

(3)朝に摂りたい素材(フルーツ・野菜・ヨーグルトなど)をバランスよく配合しました。

朝から、カレー?と思っていたけど… これはきそうだと思い、kizashiで確認。急激に言及されている。

JCAST NEWSの2月19日の「脳にスイッチオン 「朝カレー」流行の兆し」報道が「朝カレー」ブームに貢献しているようだ!
また、記事では「mixiに「朝カレー部」登場、Youtubeには「朝カレーの歌」
」紹介されている。

YouTubeの朝カレーの歌

は、なかなかいいキャラクターの人が登場!これはチャンネル登録、おや、登録済み!だった、なんと、豆乳アロエのsachioさんではないか!この人「勝手広告」業界では注目な人です!しかし、153回の再生回数なので、決して朝カレーの歌がブレイクしているわけではない。今後のブレイクは期待できます!

mixi のコミュニティ「朝カレー部」コミュニティは、まだ23人だったので、24人目になってみた。しかし、コミュニティで24人というのは、ニュースで、報じるほどのことではないが、JCAST NEWSのインフルエンス力に驚く。

奥薗壽子さん ブログも気になって読んでみた。
 2009年02月01日
http://www.nabekama.jp/

『カレーを食べると病気はよくなる』

(丁宗鐵著 マキノ出版)





 を読んで




受験の日の朝はカレーしかないと、


この前息子とも話したのでした。




そもそも、カレーというのは


スパイスの集合体で


スパイスというのは


いわゆる漢方で言うところの生薬。

(中略)
つまりカレーに入っているスパイスの薬効のおかげで

体が中からあったまり


血の巡りがよくなり


新陳代謝が活発になり


体のスイッチがオンになる。




だからこそ、


カレーは朝食べるべきである


というのが、この本の著者の意見なのです。




そして、その節を後押しする情報として




家のイチロー選手も


シーズン中は、朝カレーを食べ続けているとか。




カレーとおかゆを食べくらべると


カレーを食べたときのほうが、


はるかに、脳への血流が増え


結果、情報処理能力が高まるという


実験結果も載っているのです。




それをこの前息子に話したら


受験日の朝 = カレー → 俺、合格


風水は馬鹿にした息子ですが


カレーのほうはもしっかりインプットしてしまったようでして、




もう、こうなれば、朝カレーしかありません。


考えてみれば、夜食べた、カレーを朝食べればいいだけなのだが、イチローが毎朝食べているとか、受験にいいとか、みのもんた的な付加情報が与えられると、試してみたくなるから、不思議だ。

これは簡単だ! ハウス食品のお茶碗一杯分のカレーというアイデアも見事!

朝パン派から完璧に、朝ご飯派になって午前中の使いかたが変わった気がする。
お昼ご飯も軽くすむというか、お昼がなくても実は、平気なくらい朝ご飯をしっかり食べている。

朝バナナ、朝キウイ、朝カレー

「朝」というキーワードをつけるマーケティングもいいのかもしれない。

朝専用の缶コーヒー「ワンダモーニングショット」も、記憶に新しい。かつては、朝シャンプーで「朝シャン」なんてものもあった。

「朝ブログ」「朝専用ウェブ」「朝風呂」「朝勉強」「朝取材」「朝英会話」うーん、ちょっと朝早すぎて、頭がまわっていないかも…。

ただ、朝というコトバをつけるだけで価値が生まれる製品やサービスはたくさんあるかと思う。

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