東京の地下鉄駅間(トンネル内)の通信が可能に – スラッシュドット・ジャパン

テレビ各局含めて各社報道になっているが(時事の記事など)、東京都内の地下鉄の駅間(トンネル内)でも通信できるよう、整備が急速に進められることになった。 Twitterでのやり取りから急転直下のようだが、ソフトバンクの孫社長と東京都の猪瀬副知事が20日に会談し、都営地下鉄について合意したものだが、どういう訳か東京メトロもこの日、同様の整備方針を表明した。 他の携帯通信会社も同調する方向で、東京メトロと都営地下鉄全線に整備すると約 200億円かかるそうだが、通信各社が負担するとのこと。 実際には関係17社が加入する移動通信基盤協会が窓口になるようだ。 なお引き続き現行の車内マナーを求める方針には変わりなく、メールや Web利用が想定されている。 また Twitterの様子からすると、大阪市など他の都市でも話が進みそうだ(現在進行形)。「経済波及効果」や「生産性が上がる」といった両氏の意見には賛同するが、ちょっとビジネスシーンに偏り過ぎな気はする。 基本は暇つぶしというか、通信は生活の一部だと思う。 ついでに、テレビも見たいと希望しておこう。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011012000760 via slashdot.jp

年内に携帯通信可能に=都営地下鉄全線で-猪瀬、孫両氏合意

東京都の猪瀬直樹副知事とソフトバンクの孫正義社長が20日(2011/01/20/木)、都庁内で会談し、都営地下鉄全線で年内に駅間を走行中でも携帯電話の通信を可能にすることで合意した。猪瀬副知事は会談終了後、記者団に対し「東京メトロにも働き掛ける」と強調。孫社長は「工事には税金は使わず、通信各社で費用を負担する。ソフトバンクだけでもやる」と述べた。

都内の地下鉄は、駅構内では携帯電話の通信が可能だが、駅間では通信が途切れる。孫社長は「ソウルや北京などでは実現している。実現すれば、通勤時にメールの返信ができ、会社員の業務の生産性が上がる。災害時も家族と連絡が取れる」と指摘した。
全国の地下鉄で駅間の通信環境を整備した場合に要する費用は400億円という。猪瀬副知事は「東京が先行してモデルをつくれば、他の地下鉄にも広がるきっかけになる」と期待感を示した。(2011/01/20-18:32)

「他社が始めたから」は、始めだすいい理由。問題は、内部からではなく、常に、外部が動いてあげなくてはならないこと。そして、担当部長が、動かざるをえなくなるように、内部の力学を利用すること。

自分たちが内部で、動いても評価されない組織の動かし方。

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