楽天銀行は果たしてお得な銀行なのだろうか?

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「メルマネ」で振込が行われたというメールが某アフィリエイト会社から届いた。
どうやって、換金するのかというと、楽天銀行の口座から引き出せるという。

そこで、仕方なく楽天銀行の口座を開設してみた。
あいも変わらず、銀行なのにtoroやらロト6や競馬を推進している(笑)。

さらにポイント、ポイントやら、レベルがどうの…という、いつもの楽天商法だ。

しかし、一点だけ気になったことがある。

振込手数料が、個人でも法人でも安い点だ。

送金手数料が同行あてであれば圧倒的に安い、楽天銀行同士だとなんと50円だ。他銀行あてでも3万円以上で250円だ。数社の振込でかかっている経費コストはこれだけでもかなり改善処理することができる。

今までの銀行手数料は何だったんだろう?という感覚だ。

さらに見事なのが、振込料になぜか楽天スーパーポイントが使えるという裏ワザ的なポイント還流システム。

「楽天スーパーポイント」は、楽天株式会社がイシュアであり、グループ会社がアクワイアラーとなっている。ブランドとしては「楽天市場」がメインの使用機会の場だ。だからこそ、その中でグルグルと還流している間は、コストが発生していない。楽天の経理上は、負債としての計算になることだろう。売上に計上されないコストが対価として流通しているのが凄い! しかも大半が楽天市場などの加盟店がコスト負担しているポイントだから、仕入れコストも限界費用的にゼロに近い。

さらに、給与振込指定をすれば振込手数料が無料もすごい提案だ。給与の振込手数料は会社負担だから、個人の負担はない。そこで個人が毎月に振込みに支払う手数料が無料になれば、個人がメインバンクをスイッチングする可能性は大きくなる。しかも3〜5回が無料であれば、個人であればかなりのメリットだ。

さらに凄いのが、法人口座の手数料だ。法人口座を作って、社員にも楽天銀行にすれば給与振込等の手数料は一人あたり50円だ。

たとえば、シャープ56,000人の社員への給料が、メインバンクのみずほ銀行の同行あてで210円かかると、毎月それだけでも、1,176万円もの手数料がかかる。楽天銀行であれば、280万円ですんでしまう。毎月896万円もの節約だ。

しかし、いざとなると芙蓉グループの追加融資が受けられるので、楽天銀行というチョイスにはならないだろう。

銀行からの融資を当てにしていない中小企業のベンチャーともなれば、給与はメルマネや楽天銀行という節約会社がでてきてもおかしくない。

 

しかし、最後にゲンナリしたのが、この入金するにしても、3万円以上でないと手数料がかかるということだ。

そして、最悪なのは、出金するにはいつでも最低でも210円の手数料がかかるという点だ。

入金しにくく、出金しずらい ダメダメ銀行なのだ。

一体、自分の金に手数料を払わないと入出金できない銀行に預金する意味はあるのだろうか?

一応、利息は最低0.03%は税引き前年利だがつくが、210円の手数料で利息分を稼ぐには…。

なんと、70万円を1年間普通預金で預け続けなければならないのだ。

とりあえず、振込専用銀行としての活用で様子を見ることにしてみる。

 

 





 

 

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