<2009年05月28日(木)07:53のズームイン!!SUPERの、「15兆円あれば何ができる?」は、非常におもしろい視点で税金のムダぶりが解説されていたと思う。
NTV系ズームイン!!SUPER
http://www.ntv.co.jp/zoomin/index.html
http://www.tvblog.jp/kanto/archives/2009/05/super_052805200001.html
今まで、15兆円の補正予算は、
・企業資金繰り 3兆円
・地方援助 2.4兆円
・子育て 健康 2兆円
・家電 エコカー 1.6兆円
・雇用対策 1.3兆円
・その他 4.7兆円
だった。
しかし、今回その振り分け先が、こういうジャンル分けになってきた。
これはひどい!この振り分け先には頭にきてしまった…!
・各種基金 4兆円
・天下り法人 3兆円
・ハコものづくり 3兆円
さらに具体的に見ると、
マンガアニメ展示施設建設費だけでも117億円(運用は別)、
パトカーをエコカーに286億円
農林水産省関連に1兆円
どこまでが、景気対策なんだろうか?と首をひねってしまうばかりだ。
補正予算は、本当に「予期しがたい事態に対応する予算」なんだろうか?
税金のレポートをもっと、国民にわかりやすく公表する広報活動が必要だ。
そこで、補正予算の15兆円あれば何ができるか?というほかの代案を、
ズームインではプレゼンテーションしていた。これはとてもわかりやすい
【プランA】
補正予算15兆円あれば何ができるか?
1年間消費税タダ 12.5兆円 (おつり2.5兆円)
【プランB】
補正予算15兆円あれば何ができるか?
全勤労者の所得税1年間タダ(15兆円)
【プランC】
補正予算15兆円あれば何ができるか?
日本の法人税全額タダ 11兆円 (おつり4兆円)
【プランD】
補正予算15兆円あれば何ができるか?
全国民に10万円づつ支給 13兆円(おつり2兆円)
4人家族なら40万円!
「15兆円が一部の人の利権、役人の利益のために使われていないか?」と締めくくった。
思わず、テレビに向かって拍手をしてしまった!
民主党もこれくらいの、わかりやすく、しかもインパクトのある数字を、提示し、
重箱のスミをつっつくようなことではなく、
未来に対して何ができるのかをプレゼンテーションすべきだろう。
日本テレビ 2009年05月28日 05:20~
Trackbacked to テレビブログ http://www.tvblog.jp/
補正予算15兆円 「これ欲しい、あれ欲しいばっかり」
http://www.j-cast.com/tv/2009/04/09039125.html
誇り高き財務省にも“不本意”であろう15兆円補正予算の悲劇
http://diamond.jp/series/kishi/10039/
政府マネー「15兆円」をつかめ
史上最大! 経済危機対策の出口
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090514/194727/