どうしても、それを食べたくなる時がある。
ボクにとって4大ジャンキーフードが、
1.王将の餃子
2.吉野家の牛丼
3.日清 カップヌードル
4.ケンタッキーフライドチキン
テレビ広告やブログ、なにかの印刷物などで、眼にはいってしまったら、最後、それを食さないと気がすまない時が、時々ある。
今回は、そんな時のために、備蓄でおいているカップヌードルが起用した時だ。
お湯をわかして、パッケージを破り、テレビの録画ニュースを風邪を引いて寝込んでいた間のものを見始めて驚き!!!!
なんというアン・セレンデイピティ!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20081024/107161/
問題の即席めんは、藤沢市内のスーパーで9月29日に購入され、10月20日に女性1人と男性1人が同一品を食べたが、男性の方はごく少量を口にしたのみで症状は起きていない。女性は食べてから5分後に嘔吐し、20分後に舌が赤くなりしびれた。現在は回復しているという。
商品名は「カップヌードルレギュラー」(容量77g)、賞味期限は2009年1月30日。日清食品の関東工場が製造した。保健所が容器の外側を目視で検査したところ、穴などは空いていなかった。保健所は市内の店舗に対し、製造工場と賞味期限が同じ商品の販売を自粛するよう求めた。また工場を所管する茨城県に依頼するなどして調査している。
日清食品は、製造工場と賞味期限がともに同じカップヌードルレギュラーを自主回収する。また異臭があったり、包装が破損していたりするものは食べないよう顧客に注意を呼びかけている。併せて電話窓口で問い合わせを受け付けている。
■問い合わせ先
・日清食品お客様相談室 電話:0120-923-301
■関連情報
・藤沢市のWebサイト http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/
・日清食品のWebサイト http://www.nissinfoods.co.jp/ 」
うわっ!、思わず、お湯を注ぐのはやめてしまった…。
取り急ぎ、成分は気になるが、パッケージを見ると、「カップヌードルレギュラー」ではなく、なんと、スープヌードルって書いているではないか!
「あっさりテイストのスープヌードル」
あのねぇ…。こんなまぎらわしい製品も出している。単純に特売日に安いカップヌードルを買った記憶しかなかった…。
こんなにロゴと会社が一緒で、カップヌードルのパチ物を買わされた気分。
でもこれだったら、食べても大丈夫なのだろうか?
すこしだけ心配なので、日清食品に電話してみた。
10月24日(金)19:07分。
お客様相談室は17時30分まで。しかも、土日は休みだ。明日は土曜日だから、結果は月曜日までおあづけ?
新聞記事にあったフリーダイヤルはずっと呼び出し中のみ
これだけ話題になっているのに、残業とか6交代のシフトを組んでいないのだろうか?
大変な時だからこそ、増員してでも対応すべきだと思う。非常に残念だ。
うーん、お腹がすいたけど、これを食べて万一、当たったら、ブログやmixiに書いて、当たった人になってしまうから、問い合わせしてからにしよう。
しかし、どの程度の毒性があるのか、実際に試してみたい気持ちはあるが、今回は大事な仕事がまだあるので、次回にチャレンジということで…。
おそらく、藤沢市には、もうどこにも、カップヌードルは売られてないだろうから、今後、さらに食べたくなってしまうというこの変な心境。
そうだ、気分をかえて、今夜はラーメン屋にいこう!
その前に、他の製品は大丈夫とあれば、これを食べればよいので、日清食品のサイトをチェック。
トップページに小さくあった!
※こんな時は、http://www.panasonic.co.jp/のようなトップページからの大きな対応が必要ではないだろうか?
企業のサイトは、こんな時には、Topページそのものの、グラフィックや、通常のキャンペーンを自粛し、すべて、危機管理対応ページで対応しなければ、いくら重役陣がハゲた頭を下げて懸命に謝罪しても、サイトをみれば、この企業は、本当に謝罪していないとエンドユーザーは感じるだろう。
今回の場合、日清食品に非がないかもしれないが、カップヌードルというブランドを守ることのほうが企業としては、最も重要だ。万一、非があった場合の信頼の修復にかかるリスクの負担と考えるべきであろう。
SPIDER ZEROで検索すると、2008年10月22日(水)19:51分に放送された木村拓哉さんのカップヌードル アフリカ編が最後で、スポットCMの自粛体制は機能している。
こちらは、広告代理店の担当営業に伝えれば、コントロールできるところだ。しかし、ウェブサイトの管理運営となるとまだまだ、危機管理の対応が後手後手となり、速い時期に、わざわざ集まってくる野次馬的ユーザーに、企業体質の危機意識の少なさを露呈してしまう。
サイゼリヤは、最も対応が遅かった。
サイゼリヤのサイトでは、10月22日(水)16:00の確認時には、何も情報が掲載されていなかった(事件発生は10月20日(月)が、ようやく、メラミン検出の記事が登場した。
2008年10月23日 <重要なお知らせ>
「カップヌードル」パラジクロロベンゼン検出の経緯について
10月23日、神奈川県の藤沢市保健所が、日清食品株式会社 (社長:中川 晋) の即席カップめん「カップヌードル」を食べた女性が嘔吐し、同保健所が残ったものを検査したところ、防虫剤などの主成分であるパラジクロロベンゼンが検出されたと発表いたしました。
弊社では、現在、事実関係について調査しておりますが、詳しいことは不明です。
消費者の皆様や取引先など関係者の方々には、ご心配と迷惑をおかけして申し訳ございません。
お客様におかれましては、異臭があるもの、または包装が破損している製品につきましては、お召し上がりにならないようご注意ください。
当該の商品は、「カップヌードル」
賞味期限2009年1月30日で、弊社ではお客様の安全を第一に考え、同工場で製造された当該製品「カップヌードル」 (賞味期限 :
2009年1月30日 製造所固有記号 : A/7)につきましては、自主回収をさせていただきます。
お客様につきましては、ご不明な点がありましたら、弊社お客様相談室フリーダイヤルまでお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
問合せ先 : 日清食品 お客様相談室 フリーダイヤル 0120-923-301
《受付時間 9時〜19時 10月25日(土)、26日(日)も受付致します》
当該商品について
商品名 | : | カップヌードル |
内容量 | : | 77グラム |
賞味期限 | : | 2009年1月30日 |
製造所固有記号 | : | A/7 |
製造工場 | : | 関東工場 |
なるほど、フリーダイヤルも19時までだったんだ。しかし、7分すぎたくらいなら、出てくれてもよさそうなものなのに…。キリがなくなってしまうから、企業組織としては、対応できない。ひとつのルールだろう。
すくなくとも、「10月25日(土)、26日(日)も受付致します」の対応には好感が持てる。
休日出勤、ご苦労様といいたくなるほどだ。
明日確認してみようと思う。
製造固有番号は、A/13なので、少し安心した。