2012年Apple 第一四半期(2010-10-12)売上高は過去最高の463億3,000万ドル、純利益130億6,000万ドル、希薄化後の1株当り利益13.87ドル

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Apple、第1四半期の業績を発表

過去最高の四半期売上高と利益

iPhone、iPad、Macの販売台数も記録を更新 

2012年1月24日、カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、2011年12月31日を末日とする14週にわたる2012年度第1四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は過去最高の463億3,000万ドル、純利益も過去最高の130億6,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は13.87ドルとなりました。前年同期の業績は、売上高が267億4,000万ドル、純利益が60億ドル、希薄化後の1株当り利益が6.43ドルでした。売上総利益率は、前年同期の38.5%に対し44.7%となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は58%でした。
 
当社は当四半期中、37,040,000台のiPhoneを販売し、前年同期と比べ、128%の販売台数増となりました。Appleは当四半期中、15,430,000台のiPadを販売しました。これは前年同期と比べ、111%の販売台数増となりました。当社は当四半期中、5,200,000台のMacを販売し、前年同期と比べ、26%の販売台数増となりました。Appleは15,400,000台のiPodを販売し、こちらは前年同期と比べ、21%の販売台数減となりました。

アップルは、2011年10月11月12月の3ヶ月で、
iPhoneは、3,700万台(前年同期比128%)
iPadは、    1,500万台(前年同期比111%)
Macは、       520万台  (前年同期比△26%)
iPodは、   1,500万台(前年同期比△21%
販売した。
2012年Apple 第一四半期(2010-10-12)
売上高は過去最高の463億3,000万ドル、
純利益130億6,000万ドル、
希薄化後の1株当り利益13.87ドル となった。
この結果はすべて、スティーブ・ジョブズ指揮の最後の結果と言えるだろう。
株価はこのように、この2年で天井に上り詰めた。アップルの問題はこれからだ。
iPhone5やiPad3は、おそらく、iPhoneそのものの完成度が高いので、画期的な新機能というよりも、細部の高機能化ということで、ヘビーユーザー層の継続的な買い増しと、慎重なビギナーがようやくスマホやタブレットにという需要での購買が安易に想定できる。
英語圏では、さらにSiriや iBooks2 や iTunes U、AppleTV で、物理レイヤーよりも、ソフトレイヤー、コンテンツレイヤーによる差別化が進むが、日本では、3周回遅れでその恩恵に預かれる。
もはや、インドやインドネシアよりもコンテンツ後進国なのだ。
アップルや日本の著作権利者団体に、日本語化の対応を切に望むよりも、個人が勝手に英語化したほうが、てっとり早いというのがボクの持論だ。
人生は短い…。スティーブの崩御をみてさらにそう感じた。
英語さえできれば、アップルやインターネットのフルサービスを享受できるのだ。
また、アップルの各カテゴリー製品はすべて買い続けたボクでさえ、2年しばりのある通信会社のヒモつき端末を1年ごとに買い換えるとなると、その負担は大きい。3G契約者は常に1.5倍の3年分の負債を抱えていることになるからだ。
そうなると、機能限定を解除しただけの毎年のモデルチェンジ戦略は陰りを見せ始めるだろう。
さらに、MacはiMacのオールインワンとMacPro、Mac miniという3つの選択肢のみ。
ノートは、MacBookAirとMacBookProとたった2つの選択肢へとなった。
そこで、未来に期待したいのが、新カテゴリーだ。
スティーブ・ジョブズが、iPad以降、新たなカテゴリーの製品を考えていなかった理由はどこにも存在しない。
自分の死を可視化した時から、自分の納得のいく美談をお抱え作家に書かせ、他の推測本を駆逐した人だ。最後の作品にふさわしい製品、いや芸術品を、しっかりと用意してくれているはずだと固く信じている。
もはやコンピュータは、みんなの文房具となり、自転車以上の効率を個人に与えた。
そして、電話は、電話本来の機能である「音声通話」は 1/100の程度の機能であり、誰もそこの便利さで製品を選択しない。
もしも、ジョブズの視点で考えるならば、パーソナルコンピュータを創ってきた自分を超えるためには、パーソナルコンピュータを再発明したいと絶対に考えているはずだ。
スマートフォンとしてのiPhoneは、移動やいつでもどこでもという場所と時間を選ばない新しいコンピューティングの生活をもたらした。タブレットとしてのiPadは、ブラウザとして移動できる画面を生み出した。
しかし、デスクトップパソコンやノートパソコンは、何も変化をこの20年近く起こしていない。
キーボードやマウスは、補助的に残しながらも、音声やジェスチャー、タッチを駆使した新たなデバイス物理レイヤーを作りたくなるはずだ。
HDといわれている画面もすでにPC画面が凌駕している。さらに2K4Kで見たほうが、メガネなしの3D並の高精細を実現するだろう。デジカメの進化は、4K8Kモニターさえ必要としている。
そう、デスクトップという机上を再発明してくれる製品が控えている気がしてならないのだ。
初期のMacintoshから、ゴミ箱を配置したり、DAというデスクトップアクセサリーという机というメタファーから発想してきた。すでに机にコンピュータがあるのが、当たり前だからこそ、本当の意味でのデスクトップパソコンが必要だろう。
椅子に腰掛けて真剣にクリエイティブに仕事をするのに、iPhoneやiPadでは無理だ。最強のデスクトップメタファーが必要なのだ。
ジョブズは、きっとそんなデスクトップメタファーのパソコンを再発明し、未来にヴィジョンとコンセプトを託してくれているはずだ。
それがないと、このアップルの業績を維持し続けることは無理だ。
あと、4年分のジョブズのアイデアにさらに期待したい。
あのマイケル・ジャクソンが生涯かけて一番稼いだのは、死んでからだ。
ジョブズが一番稼ぐのはこれからだろう。

 


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