140兆円。この莫大な金額、民間のシンクタンクが推計した #認知症 の #高齢者 が保有する #金融資産 の総額です。ところが、認知症の高齢者の中には老後のために蓄えておいた資産のことを忘れ、生活に困窮するケースも…。いま何が起きているのか?事前にできる対策は?詳しくは9時からの放送で。 pic.twitter.com/9XmRChq0lD
— ニュースウオッチ9 (@nhk_nw9) 2018年10月17日
NHK NEWS WATCH9 より ニュースウオッチ9 – NHK
認知症高齢者資産は、143兆円
2030年には、200兆円が忘れられる!
すごい時代となったものだ!
一人あたり2860万円の資産が忘れられている!
500万人の認知症患者で143兆円を割ると、なんと一人あたり2860万円の資産がどこにいったか忘れられる計算だ!これって多すぎないか? いや恐るべき資産を持っている人がいるから平均するとこれくらいになるのか?
日本のGDPの約3〜4割の預金が認知症で忘れられる!
日本のGDPは、4.8兆ドル(2017年度)、
ざっくり500兆円とすると、143兆円の金融資産は、
日本のGDPの28.6%と約3割にもなる。
2030年、日本のGDPが停滞しているとすると、200兆円は、
日本のGDPの40%と約4割にもなる。
これはすごい忘れられかただ。この資産をGDPに活かせれば、一気に日本の景気は上向くことだろう。
「休眠預金等活用法」によって、「民間公益活動」に使われてしまう!
一番怖いのが、「休眠預金等活用法」によって、10年以上取引のない口座の預金が、「民間公益活動」という名の税金で取られてしまうことだ。
これはまた、上手な『税金』ではない公益資金を獲得したものだ!
『認知症』を発症する前に、銀行と政府に虎の子の預金を取られないように、警鐘をならしてくれるサービスや、相続する人に管理をしてもらう、寄付をする手続きなど、いろんなサーフティーネットをはっておく必要がありそうだ。
まずは、どの銀行にどれくらい残高があるのかをまとめて管理しておく必要がありそうだ。
『マネーフォワード』などの個人会計管理アプリで管理するのもひとつの手段だ。
休眠資金になりそうな口座をAIで判断し、アラートを鳴らしてくれるようなサービスも
ありだろう。
第一生命経済研究所の発表資料 2018年8月28日
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/macro/2018/hoshi180828.pdf
https://www.fsa.go.jp/policy/kyuminyokin/kyuminyokin.html
『休眠預金等活用法』という打ち出の小槌
2018年1月から「休眠預金等活用法」が施行された。それによると、2009年1月1日から10年以上、入出金等の取引のない預金等(普通預金、定期預金、貯蓄預金等)は民間公益活動に活用されることになる。
政府の説明資料によると、預金者等が名乗りを上げないままとなっている休眠預金等は、払い戻し額を差し引いても毎年700億円程度(平成25~27年度時点)にも上るとか。そこで、「預金等の公共的役割に照らし、預金者等に払い戻す努力を尽くした上で、休眠預金等を広く国民一般に還元」しようという考えの下で休眠預金等活用法が施行された。
銀行の合併にも注意!
10年前の銀行がすでに合併してなくなっているケースもある。自分の銀行口座が、現在どの銀行になっているかも知っておく必要がある。