この沖縄県民投票のテロップは、今後は統計学の試験問題に出題されそうなテロップだ。そのつもりがなくても情報操作をしようととられても仕方がない。
この報道の問題点
□投票率があるけれども票の合計がない。
ここに、60万1888票の数字があると、パーセンテージのおかしさに気づく
□県民投票結果のニュースなのに、投票結果ではない事。
投票数を沖縄県有権者比率で表示している。
□有権者比率のパーセントが100%にならない
そう、投票率の52.48%が母数だからだ。
朝のニュースだったけど…つい????な状況になった。
テレビの画面写真を撮って、電卓をたたいて、謎が解けた…。
『億兆電卓』
実際の投票結果ではどうかというと…こうなった。
統計学的には、数値の大きい方から表示してくれたほうが親切。
全体比率をみせるには円グラフを使うべきだ!
投票結果のみを円グラフ表示してみた。
圧倒的に『反対』のインパクトが違う!
投票結果ではこちらのグラフを使うべきだ。
全有権者比率で報道したい場合は、円グラフを使うべきだろう。
これならば、全体における明確な反対意思と明確は賛成意思が汲み取れる。
パーセント表記にでみるならばこちらだ
今回の報道の数字は嘘をついていないけれども、調査報道としては『暴挙』といわざるをえない!
心情的にはいろいろな意見や意思があったとしても、選挙には行かないと意見や意思は反映されない。投票の意思のみが尊重されてしまう。
しかし、あまりにもこの県民投票の発表はひどすぎると思う。
公共放送としての挟持をみせてほしい。
投票は、三択でよかったのか?
県民にもっと真意をさぐるのであれば、5択や6択があっても『反対』や『賛成』の中にもいろんな意見を聞くことができたと思う。
『選挙アプリ』で対応できなかったのか?
むしろ、法的な拘束力をともなわない選挙に、5億5000万円かけていたとは…。
それであれば、『選挙アプリ』を作ってダウンロードしてもらって、スマートフォン投票すべきだったのではないか?
沖縄県民投票は5億5000万円の予算
このなかで5億5000万円の数値の根拠がでている。
【マスコミが絶対報道しない事実】
5億5千万もかけて県民投票を実施して、結果が出ても県は何一つ解決策は用意していない。そもそも県民投票には「法的拘束力がない」から、この結果が出たところで、辺野古移設の工事を止めることも不可能です。本当に税金のムダ遣いの県民投票です。 pic.twitter.com/W7gPjFzlOn— するめのよっちゃん#沖縄は日本だ 県民投票棄権します (@surumegesogeso) 2019年2月7日