2020年 USJ沖縄、美ら海、年間600万人超の来場者の次の課題

沖縄の北部、ヤンバルの本部(もとぶ)の「海洋博公園」10年間で1・7兆円の経済効果、約2万人分の雇用
年間600万人超の来場者を見込む。
「沖縄美ら海水族館」は14年度に323万人の来場者。
大阪の「USJ」は、来場者数が過去最高の1100万人。
なので、年間600万人は無理のない数字といえるだろう。

沖縄の年間観光客は2014(平成26)年の入域観光客数は705万8,300人


沖縄観光客、初の700万人突破 外国人62%増
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237777-storytopic-4.html

しかし、沖縄の那覇から美ら海までは、クルマでしかアクセスできない。観光シーズンともなれば、大渋滞で観光のほとんどがクルマの中ということも珍しくない。

http://oki-churaumi.jp/guide/access.html

課題は、那覇空港からのアクセスだ。
基本的に沖縄の移動はクルマとなる。
58号線はラッシュ時には渋滞が当たり前。
高速道路も、北部には名護の手前の許田までしかない。

むしろ、本部町に「USJ美ら海空港」を作る方法が一番ありだろう。
すると、ヤンバル開発が一気に具現化してくる。

海洋博公園は、71.6ヘクタール
そして、その近隣に「上本部飛行場跡」が254ヘクタールある。
那覇空港は326ヘクタールなので、78%の規模だ。


http://www.town.motobu.okinawa.jp/rk/files/filelink/kamimotobu-atochiriyou-gaiyouban.pdf
本部に国際空港が再整備できると沖縄の価値は変化するだろう。

沖縄は日本の最南端として、アジアからのアクセスがすこぶる高い。


沖縄から、東京圏で、香港、上海、マニラ、韓国、韓国、北朝鮮、ほぼ同じ燃料代で飛べる。
沖縄と北海道までの日本国土の同心円で考えると、北京(中国)、ホーチミン(ベトナム)、ヴィエンチャ(ラオス)、イーサーン(タイ)あたりまで繋がる。
毎年3000億円の復興費を税金から供与しているのだから、こういうアジアのハブ化に投資するほうが、意味があるのではないだろうか?
基地の依存から、観光へ、そして、観光から地元経済へ、さらに省庁誘致できるほどのアジアへの日本の玄関とすることも可能だと思う。沖縄は少子化とも関係がない、若者がたくさんいる稀有な地域だ。さらに移住者も年々増えている。

沖縄を基地の拠点ではなく、アジアの拠点として考えてみる[アジア戦略特区構想]2021年まで毎年3,000億円の復興予算

将来的なグランドデザインでヤンバルに鉄道網を施設し、58号線ぞいにモノレールなどを施設することで沖縄の世界のハブ空港としての地の利が活かされる。
鉄道を施設する話は2億円の調査費で6100億円で名護まで鉄道は施設が可能だ。美ら海まであともう1000億円上乗せで7000億円あれば可能だろう。

http://moneyzine.jp/article/detail/210015

USJが完成することにより、よりアジアとも近くなるこの機会に基地が無くなっても維持できる経済力を自ら産める産業育成が必須だと思う。

USJ沖縄に600億円投資 経済効果1.7兆円見込む

■ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の運営会社が沖縄県でつくる新テーマパークの投資額が、約600億円になると10日わかった。2020年春までの開業をめざし、10年間で1・7兆円の経済効果が出ると見込んでいる。
■建設予定地は、沖縄県本部町の国営公園「海洋博公園」の敷地内。沖縄の美しい海や輝く太陽といった自然を体感できる乗り物など、複数のアトラクションをつくる予定だ。
■同社は、財団法人「沖縄美(ちゅ)ら島財団」が管理している海洋博公園の運営にも、かかわりたい考えだ。公園内の「沖縄美ら海水族館」は14年度に323万人が訪れた。既にある公園内の施設と新設するパークの相乗効果をねらう。開業後5年以内に、二つの施設合わせて年600万人超の来場者をめざす。新たなホテルや土産物店の建設なども含め、10年間で1・7兆円の経済効果、約2万人分の雇用につながるとみている。
■国営公園内での建設には建築制限の緩和などが必要となる。国は国家戦略特区を生かすなどして、新パーク建設を後押しする考えだ。沖縄県が予定する特区申請とあわせ、USJの運営会社は今月下旬にもパークの事業計画を示す見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000043-asahi-bus_all

かつては名護のネオパークオキナワという報道もあった。
沖縄USJ構想 名護のネオパークオキナワと本部(もとぶ)の美ら海(ちゅらうみ)周辺の可能性

沖縄USJ構想 名護のネオパークオキナワと本部(もとぶ)の美ら海(ちゅらうみ)周辺の可能性

沖縄の新鉄道構想、2014年調査費に2億円 具体化に向けていよいよ大詰めか

2012年に沖縄県が新鉄道構想を公表している。ルートは、沖縄本島縦貫となる那覇空港と名護の約69キロ間をおよそ58分で結ぶ。途中駅は、普天間ほか13で、ほとんどがトンネルだ。車両は、東京都の都営大江戸線と同じ小型リニア鉄道を想定している。建設費用は5,600億円。運営は、国などが線路や駅施設の費用を負担する公設型上下分離方式を採用。運賃は那覇空港から名護まで1人1,250円で、1日の利用客が4万3000人で、年間9億8,000万円の黒字としている。
http://moneyzine.jp/article/detail/210015

沖縄基地関連収益メモ

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