Apple、iPadを100万台販売、3Gモデルは先週末だけで推定30万台
「28日間で100万台のiPad ― これはiPhoneがこの節目に到るのに要した74日間の半分以下です」Apple CEO Steve
Jobsが語る。「今でも需要が供給を上回っているので、この魔法の製品をさらに多くのお客様に届けるべく必死で取り組んでいます」。
最終的にiPadは2010年中に430万台売れるだろうと予測している。
Apple、iPadを100万台販売
カリフォルニア州クパティーノ発、2010年5月3日 ―
本日Appleは、4月30日金曜日に100万台目のiPadを販売したことを発表した。これは4月3日の発売以来わずか28日後のことだ。iPadユー
ザーはこれまでにApp Storeから1200万本以上のアプリを、新しいiBookstoreから150万冊以上の電子書籍をダウンロードしている。「28日間で100万台のiPad ― これはiPhoneがこの節目に到るのに要した74日間の半分以下です」Apple CEO Steve
Jobsが語る。「今でも需要が供給を上回っているので、この魔法の製品をさらに多くのお客様に届けるべく必死で取り組んでいます」。iPadなら、ユーザーはこれまでになく簡単に楽しくアプリやコンテンツを使うことができます。ウェブをブラウズしたり、メールを送受信したり、写
真を見たり共有したり、HDビデオを見たり、音楽を聴いたり、ゲームをプレイしたり、電子書籍を読んだり、まだまだ多くのことが、iPadの革新的
Multi-Touch™ユーザーインターフェースを通じて行えます。iPadは厚さ0.5インチ(1.27cm)、重さわずか1.5ポンド(670g)
と、どのノートPCやネットブックよりも薄くて軽く、バッテリー寿命は最大10時間です。(*)デベロッパーたちによって、Multi-Touchユーザーインターフェースを活用した新くてエキサイティングなアプリが5000種類以上作られて
います。iPadはApp Storeにある20万種類を超えるアプリのほぼすべてが動作し、iPhoneまたはiPod
Touch用に既に購入したアプリも利用できます。
つまり、
1日あたり、3万5,714台売れられていることに。
1分あたりだと、24.3台売れている(※24時間体制で販売したとして)
1秒あたりだと、0.4台つまり、2.5秒に1台売れていることになる。
1分で24台もiPadを作ったり、2.5秒に1台作れないということから、生産が追いついていないという状況はよくわかる。
そうやって考えると、何ヶ月も前から、iPadを製造していたのに、まったく情報が漏洩しないなんて、アジアの工場のモラルも向上したものと思います。
それを考えると、社員が持ち出した次世代iPhoneがGizmodeに持ち込まれて記事になるなんて話できすぎていると思う。
ぼくがもしも、その売人だったら、BARで拾った次世代iPhoneだ なんていう訳がない。
本当に情報を売るつもりだったら、「入手経路の情報ソースは明かせないが、これを見ればわかるだろう。」で簡単にすむ話だ。拾ったものを他人に、しかもメディアの会社に買わせることこそむずかしい。
社員がサンノゼのBARに落とすなんて、いかにもアップルの関係者らしい美談(笑)だが、Appleは大昔から幾多ものプロトタイプを担当者に持たせ、どのルートから情報が漏洩しているのかを調査をしたことがあるほどだ(ジョン・スカリー時代)。なんだか、今回もそのような、ハニートラップのような気がする。
それも、あと一ヶ月もすれば、次世代iPhoneのことも誰もがわかることだ。
人間だからこそ、紛失は、ありえるけれども、試作機を紛失したことで自殺にまで追いやられるようなことがあってはならないと思う。
たかが、デバイス、されどデバイス。
iPad 次世代iPhone と3年前から計画された通りの製品が、店頭に並んでいるだけのこと。
しかし、これらの製品が提供するサービスの未来には、希望という未知の価格も折り込み済みである。
まもなく、3GのiPadの予約がはじまる。 2010年05月10日予定
むしろ、そんなことよりも…。
ジョブズの手元には、2013年に発売する予定の製品のモックアップが届いている。そろそろ引退の彼は、この未来のプロダクトの責任者をだれに譲るべきかを思案している最中なのだ。
ボクは一ヶ月後にわかる新製品の噂よりも、3年後の未来のコンピューティングを、これらの機器から想像したいと考えている。
現にジョブズは、初代iPhone発売年の2007年07月29日(米国販売)時期からiPadの企画を進めていたからだ。
当然、2013年のモックアップがうっかり、BARに忘れられていることのほうが、よほど真実味がある。Appleは3D
CADの制作だけでなく、膨大な数の実機そっくりのモックアップを作ってデザインを検討しているからだ。
3年間もよくこのiPadの事をジョブズが、黙秘してきたということが、偉大だ。
病床で手術する時など、遺言ビデオと共にiPadをプレゼンしていてもおかしくないほどだ。ジョブズは、iPhoneで盛り上がる記事を見ながら、iPadへのエンロール手法まで、プロダクトからマーケティングに及ぶまで最前線で指揮をとっていたはずだからだ。
いま、アップルにとって重要なのは、ジョブズほどの美意識と傲慢なまでのリーダーシップをもった後継者だ。
2階から飛び降りる芸しか持ち合わせていない現役員では、完全に役不足だ。
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