Googleの検索時代、むしろドメイン名はかつてほど、重要ではなくなってきた。
しかし、IPを直打ちしないかぎり、メールアドレスからウェブサイトにはなんらかのドメイン名が必要だ。
godaddy.com から お名前.com まで、空いているドメイン名はいとも簡単に検索できる。
しかし、重要なのは、そのドメインが初めて使われるということはないということだ。
インターネットのURLが普及してから20年。 人間が考えそうな単語の組み合わせはすべて、手垢がついているのだ。
そこで、ドメインを取得する前に、一度検索してみてほしい。それが、『wayback検索』だ。
自分の取得したいと思ったドメインを、『wayback検索』で観てみると、なぜにそのドメインが手放されたか…。
イコール、どうやって、成功しなかったのかを知ることができる。
なんらかのドメイン名には、先人のビジネスモデルが込められているからだ。
これは、ドメイン名が空いている、空いていないだけでなく、そのドメインはなぜ空いているのか?を知るいい機会になる。
https://archive.org/web/
…では実際にドメインをチェックしてみる…
financialtokyo.com
というドメインが空いていたので、wayback検索してみた。
2002年から2016年まで更新していたので、チカラ尽きてしまったようだ。
うーん、2015年に身売りにも失敗して、ドメイン販売へと走っている…。
https://web.archive.org/web/20150207235204/http://www.financialtokyo.com/
…ということが、wayback検索でわかる。
なんだか、飲食店の不動産で、以前のお店の食べログを見ているような気分になった…。
ということで、まだ、手垢のついていない、
http://www.financialtokyo.jp
のドメインを取得しました。
なにをやるかはこれからのお楽しみ!