さようならカロリー計算、こんにちは血糖値計算。

さようならカロリー計算、こんにちは血糖値計算。

日本ではまだ、カロリー計算ばかりを気にしている18年前の説が信じられているようだ…。

米国糖尿病学会のテキストブック(1997年版)では、「炭水化物は摂取後速やかに吸収され100%血糖に変わり、たんぱく質は数時間で約半分が血糖に変わり、脂質はゆっくりと約10%未満が血糖に変わる」だが、米国糖尿病学会の患者教育用のテキストブック「Life With Diabetes」(2004年版)では、「摂取後直接、血糖に変わるのは炭水化物のみである。炭水化物は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。たんぱく質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない」

❏1gの糖質が、血糖値を約3mg上昇させます。
炊いた白ご飯茶わん1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。一方、和牛サーロインステーキ(脂身つき)を200g(約1000kcal)食べても、糖質含有量は1gもないので、食後血糖は3mg未満しか上昇しません

http://mainichi.jp/premier/health/entry/index.html?id=20150525med00m010001000c