大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている
『NY Times』によると、リスナーの生まれた年が音楽の好みを左右しており、14歳の時に聞いた音楽が私たちの音楽の好みに最も重要な影響を与えるとのこと。
Seth Stephens-Davidowitzによる音楽の好みに関する研究。Spotifyのデータをもとに人々の聞く音楽を分析した結果、10代の時聞いた音楽が、その後の音楽の好みに最も大きな影響を与えることが判明した。
1960年~2000年のBillboardのチャートを調査し、それを年齢別の選曲ランキングと照らし合わせて分析。男性の場合は13~16歳の間にリリースされた曲が、大人になってからの音楽の好みに大きな影響を与えるとのこと。平均すると、男性の最も好きな曲は、14歳の時にリリースされた曲であることが多いそうだ。
女性の場合は男性より少し早い。11~14歳の時に聞いた音楽の影響が大きく、平均13歳の時にリリースされた曲が最も好きな音楽になるという。女性のほうが男性より幼少期に受ける影響が大きいらしく、好みを形成する年は思春期の終わりと重なることが明らかになった。
20歳のときに聞く音楽は10代の時に聞いた音楽の半分ほどの影響力しかないそうだ。
The Songs That Bind FEB. 10, 2018
Spotifyというサービスによって、明確に、音楽と月額サブスクリプションによるヘビーローテーションされる関係がみえたようだ。
中学2年生14歳には無料で音楽を聞いてもらったほうがよいというハナシ
実際に自分にあてはめてみると…そのとおりだ…。
ボクがポールマッカートニーの楽曲『死ぬの奴らだLive and let die 1973年』と出会ったのは、12歳。いや、『黄金銃を持つ男1974年』からの逆さ上りだから13歳。
そこからの『ポールマッカートニーとウィングス』だ。『ザ・ビートルズ』は、ウィングスを追いかけながら遡ることとなる。
1970年ザ・ビートルズ『レット・イット・ビー』は9歳まったく興味なし!
1974年スージークアトロ『ワイルドワン』は13歳。
1974年クイーン『キラークイーン』は13歳。
1974年ルベッツ 『シュガー・ベイビー・ラブ』は13歳
1975年ジグソー『スカイハイ』は14歳
1975年の『ヴィーナス・アンド・マース』がちょうど14歳。まさに中2病だ。
このアルバムは、ボクのおそらく生涯で一番聞いているアルバムだと思う。
1975年ベイ・シティ・ローラーズの『バイバイベイビー』も14歳
1975年沢田研二の『時のすぎゆくままに』も14歳
1975年kiss の『地獄の接吻』も14歳
これは当てはまる説だと思う…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウイングス
女性の場合は男性より少し早い。11~14歳の時に聞いた音楽の影響が大きく、平均13歳の時にリリースされた曲が最も好きな音楽になるという。女性のほうが男性より幼少期に受ける影響が大きいらしく、好みを形成する年は思春期の終わりと重なることが明らかになった。
これを考えると、世界的に、中学生には男女共に、無料でアルバムの視聴権利を渡したほうが生涯にわたって彼らが聞き続けてもらえるフリーミアムを獲得することができそうだ。