Google Docsによる音声入力は、クルマの『自動運転』に似ている気がする。
ツール>音声入力
ツール >音声入力
を選ぶだけ。
もしくは、⌘+Shift+S
これだけで、人間の音声にだけ反応してくれる
テレビや音楽をかけながらでもOK!
最大の効果は、テレビや音楽をかけながらも、音声として認識しないところだ。
だから、音楽を聴きながらでも音声入力をすることができることが最近の Google の音声入力の素晴らしいところだ。
おそらく一番近いマイクの入力と、メロディーを除外して判断していることだろう。まさかユーザーの声質までは判断していないと思う。
音声入力の『自動運転化』はキーボードのハンドルに指をそえておくこと
キーボードの上に、指をそえておきながら音声の『自動運転』をサポートする。
キーボードの上に指を置きながら、音声で入力をすると非常にスムーズだ。
『句読点』や『改行』などは、キーボードで操作すれば良い。
これはクルマの『自動運転』に、非常によく似ていて、ハンドルは握っているが、操作はほとんど自動運転に近い。
キーボードというハンドルを持っているので、いざという時だけハンドル、いやキーボードを握ればよい。
これはなかなかのメリットだ。多少変換がおかしくても、キーボードに手を置いていることによって思考スピードのまま推敲も可能だ。
おそらく Google のことだから、文章によって漢字の使い方も AI 学習していることだろう。
左脳だけではなく、右脳も使う音声入力の第一段階
頭で描いているイメージを言語でしゃべるということは、
右脳の回路を駆使する音声で話しながら、視覚による情報を左脳で思考する。
音声入力は、つまり右脳と左脳を、同時に活性化させる入力方法である。
白紙のページを見て、キーボードを打っているかのようにしゃべってみる。キーボードで打とうとしていることをしゃべる。 それだけでもかなりの快適なスピード感で入力が可能になる。
これがまず第一段階だ。
思考のスピードで文章を執筆する第二段階
次の段階は、頭で思い描いたイメージをそのまま思考のスピードでしゃべる。それを繰り返すことによってキーボードタイピングで出力をしていた時とは違った発想の文章になってくる。これが音声入力の最大のメリットだと思う。
そう、今まではキーボードの入力スピードによって思考のスピードが実は妨げられていたのだ。それに気づくと音声入力はもう止められなくなってしまう。
右脳だけで、左脳を使わないで執筆する段階
何と言ってもキーボードを打たないだけで思考に集中することができる。これは右脳で考えたことを言語化できるという新たな手法に近い。
日本語は同音異義語が非常に多い。文脈によって使われる単語が違うので、正しい日本語を書くというのは外国人にとっては非常に難しい。
思考スピードによる執筆
一番優れている点は思考スピードのまま入力することができることだ。
さらに、喋りながら全体の文章を考えることもできる。
『見出し』を立てて、その設計図に沿って話す
最初に話が脱線しないように、『見出し』を最初に作り、その見出しについて話していきながら全体像を見て中身を推敲するというパターンの入力や執筆も考えられる。
もう、これは、『執筆』とはいわず、『執声』といったほうが良いのかもしれない。
あとは、ずっと、音声入力を待機させたい。
しばらく、しゃべられないと、聞こえませんでした…とスネはじめるからだ。
こんな時は、⌘+Shift+S で解決できる。
あとは出来上がった文章をコピペして、見出しなどを H2 タグなどで装飾すれば完成だ。