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Googlecalender debut!


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Originally uploaded by knnkanda.

「Googleが描くWeb2.0的スケジュールの世界」

米Googleが新しいサービスを、いつもどおり、「ひそかに、こっそり、したたかに」開始しはじめている。
今度の新しいサービスは「カレンダー」だ
Google Calender
http://www.google.com/calendar/

米Googleは、すでに Google pack
http://pack.google.com/
をリリースし、ひととおりのアプリケーションを、パッケージにしたダウンロードサービスも同時に展開している。
3Dによる地球ブラウザ「Google Earth」、デスクトップ検索「Google Desktop」、写真管理ツール「Picasa」、IEブラウザ用の「Google Toolbar for Internet Explorer」、スクリーンセーバー「Google Pack Screensave」をセットにしたツール群だ。無料ツールがたくさんありすぎるから、どれを使っていいのかわからなくなるので、ひとまとめの「パック」にしなければならなくなったいきさつもあるだろう。

さて、「カレンダー」というアプリケーションは、古くからあるソフトウェアであり、市場シェア的には、マイクロソフトの「Outlook」が大きく存在し、「Palm」などに代表されたPDAにいたるまで。そして、最大のカレンダーアプリケーションは、すでに「ケータイ電話」に「プリインストール済み」であるので、市場そのものとしてはとても「美味しい市場」とはいえない状況である。

1998年(今からたったの8年前だ!)に創業したGoogleが検索ビジネスに参入した頃は、すでにヤフーやMSNなどの大手がひしめきあい、検索の市場は、単なる巨大ポータルサイトの客よせサービスでしかなかった。分散的に急拡大するウェブサイトを把握するなんてことは誰にもできないので、誰もが「検索サイト」や「ポータルサイトのおすすめ」にコンテンツを頼る、もしくは、「URL」の書いた新聞広告や雑誌、Tシャツにまで「URL」を刷り込み認知させる必要があった時代だ。

それが、Googleの登場以降、どのように変わったか?ゴテゴテしたデザインでもなく、いつもすっきりとした白を基調にしたバックに、ひときわ目立つカラフルなロゴ(記念日ごとにロゴのデザインは、さらにカラフルになるが…)、検索トップページにはどこにも広告など一切掲載されていない。

マイクロソフトのMSNでは、その頃、Flashによる広告が他人のブラウザの中を縦横無尽に、勝手に走ったり飛び出したりしていた頃だ。ネットカルチャーを支えてきたYahoo!でさえ、広告が派手になりだしていた頃。インターネットの中でも、チラシや、ネオンサインのようなケバケバした下品な広告が並ぶ。目立つこととクリックすることを勘違いしているバナーだらけだ。人間はいやなものや嫌いなものは、見えなくなる習性を持っていることを広告主も媒体者も知らないのだ。自分がクリックしたくないものは、人も決してクリックしない。

Googleの検索だけのビジネスでどこまで成り立つのか?
誰もが疑問を抱いていたが、現在、そんな疑問を抱くものは、世界に誰ひとりとしていなくなった。ベストセラーとなった「ウェブ進化論(ちくま新書:梅田望夫 著)」では、Googleは「インターネットの”あちら側”の情報発電所」と表現されている。

GoogleがIPO(株式公開)を果たし、時価総額でマイクロソフトに迫る勢いのある元気な会社ということは、たくさんの人が理解できるが、「あちら側での情報発電所」といわれても、どんなすごいことが起きるのかは、一般の人々にとっては理解しにくい現象であろう。

しかし、「あちら側」のビジネスも実は、自分が一ユーザーの立場で使っていると意外と見えてくるものだ。この心地よさや快適感、感動は、インターネットの「こちら側」にも「あちら側」にも同様に実は大きなビジネスチャンスを与えてくれる。

それに「気づくか」どうかが一番重要なのではないだろうか?仕事で取り組む人も、一ユーザーの視点でネットに触れてみなければならない。

この「カレンダー」というGoogleの単なる一サービスから、Googleという情報発電所が秘めるビジネスチャンスを考えてみよう。

まずは、Google Calender
http://www.google.com/calendar/
にアクセスし、自分の「カレンダー」を作ってみよう。

…と、ここでまず、Gmailというアカウントを持っていなければ、何も始まらないのでアカウントを作ってみよう。Gmailは、AJAX(自由にサクサク動く仕様のサイト)仕様で提供されている電子メールのサービス(自分のパソコンの内部には残されていないのでアプリケーションというより、Web上でのサービスといえる)である。しかもウェブ上のGoogleのサーバ内に、2GBもの電子メールの容量を持つことができるので、普通のビジネスマンならば死ぬまで(失礼!)テキストでこのサーバで不足するということはないだろう。

Gmailを登録すると、自分の「カレンダー」のページが完成している。シンプルなこのカレンダーのいったい何が?…と最初は思うだろう。ボクも最初はGoogleにしてはなんとも期待するまでもない…と思った。

しかし「DAY」「Week」「Month」「Next4days」 「Agenda」と、5つのタグが右側にある。その「Next4days」の概念が今までどんなカレンダーにもなかったものを発見した。

スケジュール帳やダイアリーにはとてもこだわりのあるボクが、ネット上のサービスを使わなかったのは、この「本日から起算して何日まで」ということができなかったからだ。カレンダーで今日が金曜日でウイークリーモードだと、あと土日の2日しか見えない。それ以降はすべて次のページとなってしまう。これが「Next4days」で見てみると来週の月曜日まで表示されるのだ。また、「Settings」で「Next7days」へと変更すると来週の木曜日まで見渡せるのだ。

さらに「Month」に変えて「Settings」で「Next4Weeks」にしてみると、今日が4月17日(月)だと、そこから5月7日(日)までの31日間が表示されることとなる。これだ!この機能がほしかったんだ!

…とここまでは、単なる手帳マニアの域であるが、ここからがGoogleの真骨頂である。月末にラスベガスのコンベンションセンターで開催される「NAB2006」のイベントを打ち込んだところ、「Map」という文字が表示されていた。もしかしてと思いそれを、クリックしてみた…。

「ビンゴ!」新しいウインドゥが開き、