頼みの綱はパラマウントだったのに…。
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008011000445
東芝が主導する「HD DVD」方式でソフトを発売している映画大手パラマウント・ピクチャーズが、ソニーなどの「ブルーレイ・ディスク(BD)」への乗り換えを検討しており、今後1カ月以内に結論を出す見込みだと報じた。先に、両方式で発売しているワーナー・ブラザースがBDに絞る方針を表明したためとみられ、パラマウントが乗り換えを決めれば、規格争いはBDへの流れが一気に加速しそうだ。
HD DVD陣営は、ユニバーサル一社になってしまうのか?
関連URL
HD DVD陣営に大打撃? – 東芝、ワーナー・ブラザース「BD単独支持」に”遺憾”
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/07/016/
廉価な価格が提供できるHD-DVD、過去の資産や互換性を強調したフォーマット、マイクロソフトのXboxへの搭載など展開されているが、ブルーレイが優勢との報道。
しかし…。ブルーレイのディスクのソフト発売がまだまだ弱い気がしてならない。TSUTAYAの旗艦店でもある渋谷店でもブルーレイのコーナーはほんのわずか…。ブルーレイフォーマットのBOXセットなどが必要だろう。多少、高くても、最高画質で所有したいマニア層のニーズはある。DVD画質でBOXセットはもう買う気がしないからだ。
ブルーレイのディスクの製造コストを下げ、DVDのボックスシリーズからブルーレイBOXへのリマスタリングバージョンを提供することにより、ブルーレイソフトの充実がはかられることだろう。
SONYのX90を購入し、フルハイビジョンのモニターを見ているが、ブルーレイのRディスクがまだまだ高価なのと、ソフトが充実していないので、ブルーレイハードウェア機器のまったく持ち腐れ状態である。
DVDの5倍の容量があるが、DVDの8倍の値段がまだまだネックかも。しかも、テレビ番組を録画したものをダビングしている間、テレビが視聴できないなどのレコーダーの性能もまだまだこれから改善されなければならないだろう。
このようなセット販売でも割安感を提供してもらいたい。それでもまだ高いが…。
映画会社は今後、DVDを発売せず、すべてブルーレイもしくはHD DVDのみという時代を設定しなければ、次世代DVDは、いつまでたっても次世代のままだろう。むしろ、技術だけは4Kサイズのスーパーハイビジョンやウルトラハイビジョンへと向かうだろう。