huluのCMは、メディアの変遷を秀逸に伝えてくれている。
ズームアウトしながら30秒でメディアの変遷を紹介してくれる。
秀逸な演出だ。しかも、日本人で。
http://www.youtube.com/watch?v=tPpuS1DkTGs
しかしだ…。映画がテレビで見られようになってからは、実は、デバイスとビジネスモデルが変遷しただけで、何も変わっていないことに気づく。
選択肢が増えて、情報伝達ルートが変化しただけだ。
「見たい時、見たい場所から、見たいだけ」
いつでも、どこでも視聴できるということは、あえて今見る「必要性」がないことを、物語っている。
で、あれば映画の価値はDVDやBDのパッケージの価値から、デジタルレンタル、シェアユースの価値へと再構築されながら、デフレのスパイラルを辿る。
そして、3DとCGによる、子供向けのメディアへと低下し続けている。
むしろ、今日のテレビ番組で話題になったシーンや、いいね!されている瞬間が視聴できたほうが、空気の藻屑となっている過ぎ去ったテレビコンテンツの救世主となると思うのだが。
米国でのhulu.comではテレビ番組の再放送(再配信)で、ドラマなどの生視聴に後追いでついていくことができる。日本のドラマは初回を逃すと、後は昼間にヘビーローテーションやまとめドラマを作らない限り、視聴率はV時回復はしない。
まずは、2週間のフリートライアルを楽しんでみたらどうだろうか?
無料だし。
え、? やめ方が面倒?
大丈夫、やめる時はこのエントリを参考にしてくれればいい。
すぐにhulu.com は解約することができる。
解約しやすいことこそが、ネット時代のフリーミアムだと思う。
辞めにくい経験をすればするほど、人はそのメディアを毛嫌いするものだ。
メディアの変遷に興味のある人はこちらもどうぞ!
href=”http://www.facebook.com/kandanewsnetwork” send=”true” width=”450″ show_faces=”true” font=”arial”>