20日の記者会見では首相の両側に日本とイスラエルの国旗が掲げられていた。首相が外遊先で記者会見を行う場合、日本と訪問国の国旗を掲揚するのは一般的となっている。20日の首相記者会見はもともと予定されていたが、その直前に脅迫事件が発生した。
だからこそ、現場の対応力が求められる。
イスラエルの旗を横にずらすのに、どれだけのマンパワーがかかったのだろうか?
人質を救うつもりならば、最大限、イスラム国の心情になって考えるべきだろう。
アメリカと一緒に油を注げば注ぐほど、日本のリスクは増えるばかりだ。
「金も出さず、手も汚さず」の方針が、「金だけ出して、手を汚さず」が、いつの日か、「金も出して、手も汚さざるをえなくなる」のは明確すぎる。