王将260億円の不適切な取引…ストップ安に


テレビ朝日「グッドモーニング」

王将、不適切取引で260億円流出 第三者委が経営陣批判

餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)が、過去に不適切な不動産取引や貸付行為により10年間で約260億円を社外に流出させ、うち約170億円が回収不能になっていたことが29日分かった。王将が設置した第三者委員会(委員長=大仲土和弁護士)が明らかにした。流出相手との取引は平成25年12月に大東隆行前社長が射殺された後も現在まで続いており、第三者委は現経営陣の問題認識の甘さを批判し、関係解消を求めた。
http://www.sankei.com/west/news/160329/wst1603290065-n1.html

全社長が、反社会的勢力によって射殺というショッキングな事件。
さらに、260億円の不適切な取引が明るみとなった。

小学生が見ても、なんらかの後ろめたい取引に、故人となった大東社長が邪魔になって消されたことはわかる。反社会的勢力ではない…特定の人物という説明も、社会に上場している企業としてはありえない説明だ。

王将フードサービス 前日(2016/03/29/火) 4,200円

700円も下がる… 2016/03/30/水 3,500円 ▲16.67%ダウン
当然のごとくストップ安に…。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9936.T&d=3m

http://www.ohsho.co.jp/

平成 28 年 3 月 29 日
第三者委員会の調査報告書を受けて
当社は、適法、健全かつ公正な経営を実現することが重要であると考え、コーポレートガバナンス・コードを重視し、コーポレートガバナンスの強化及び経営上の組織体制の整備や必要な施策の実施に努めているところです。
しかし、この度、当社、前代表取締役社長大東隆行氏の狙撃事件において、反社会的勢力が関与していたとの一部報道を受けまして、当社が反社会的勢力と関係があるかどうかを確認することを目的とし、平成27年12月28日に当社のコーポレートガバナンスの評価・検証のために、第三者委員会を設置することとし、平成28年1月5日に第三者委員会の委員を選任し、調査をいただいたところです。
今回、第三者委員会を設置いたしましたのは、当社、前代表取締役社長大東隆行氏の事件において、反社会的勢力が関与していたとの一部報道を受け、あたかも当社が反社会的勢力とのトラブルを抱えているとの印象が生じたことを受けまして、当社が反社会的勢力と関係があるかどうかを確認することを目的とし、当社のコーポレートガバナンスの評価・検証のためでした。
その意味で、今回の第三者委員会の設立は、これまでの企業が第三者委員会を設置する事例のような、虚偽の会計などの不祥事・不正事案が発生したからではないという点が、特筆すべきものであると考えております。

第三者委員会の調査報告書をご覧いただきましたとおり、当社が反社会的勢力との関係がないということは十分ご理解いただけたものと存じます。これにより、投資家様、お客様、お取引先様、従業員その他のステークホルダーの皆様に、安心して当社とお付き合い頂くことができるものと確信しております。

第三者委員会の先生方から賜りましたご提言につきましては、これを真摯に受け止め、また、内容をよく精査し、当社のコーポレートガバナンス体制の一層の充実のために活かして参りたいと存じます。
今後は、より一層、当社のコーポレートガバナンス体制の充実を図るとともに、M&Aや海外進出などの「攻めのガバナンス」も視野に経営をして参りたい所存でございます。
以上
http://ir.ohsho.co.jp/toushika/investorinfo.html?news_id=987&file=2016.3.29_2.pdf