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【追記】ノーベル賞受賞の山口さん→山内教授→山中教授へ修正しました。
なんだかもうイジメに近くなってきている。この話題は、もういいと思う。
ウソをつく人は良くない。しかし、ウソを付く人などいくらでもいる。それをわざわざ、公共の電波でウソをつき続ける様を連日報道する必要はない。
財布の事情まで報道して、立場が弱くなったものをさらに蹴落として踏みつけて、さらにイジメたいという意識を煽りアイボールやPVを集めるのは醜い。
朝青龍の時と同じく、お昼のワイドショーだけならまだしも、夜のニュースまでも帰国しても追い続ける。立場の圧倒的な弱いものを相手に執拗に質問を繰り返す。
これはもう、日本のイジメ社会の様相を標榜している気がしてならない。テレビはチャンネルを切ればすむが、ネットでも否が応でも見出しが目についてしまう。
iPS細胞による手術を待ち望んでいる人が声を上げるのはいいが、それ以外の人が騒ぎ立てる必要はないと思う。
メディアもそんなレベルの報道を繰り返していることによって、スポンサーの便益につながらない視聴者ばかりを育てていることに気づくべきだろう。マスメディアの崩壊は自分たちの「イジメ体質」に気づいていないことなのかもしれない。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/16/kiji/K20121016004339650.html
iPS森口氏 大混乱帰国!!電車で“逃走”
世界初の偉業を成し遂げた“先生”なら当然の迎えの車はなく、JRの特急「成田エクスプレス」に乗車。あまりの混乱ぶりに警察官が「誰かに迎えに来てもらったほうがいい。知り合いはいないんですか」と助言すると「いないんです」と答えた。森口氏は千葉県市川市の家賃6万2000円のアパートに一人で暮らしている。(中略)成田エクスプレスで東京駅に到着後、地下鉄に乗ろうとしたが、大勢の報道陣に追われたため、急きょタクシーに変更した。財布も表情も寂しそうに見えたが、時折見せるうっすらとした笑みがその存在をさらに怪しくさせていた。
iPS細胞に貢献したノーベル賞の山中教授の名前の方を忘れてしまいそうだ。
それでも、デマを報じた読売新聞の関連報道が気になる。
肝心なデマの報道はさっさとウェブから削除しているほうが大問題だと思う。なぜ、最初のデマを謝罪ではなく、歴史に残し、二度と繰り返さないようにしないのだろうか?
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日本を襲った「人工多能性幹細胞(iPS細胞)臨床治療誤報事件」の波紋が雪だるまのように大きくなっている。連日最高の話題のニュースだ。誤報の震源地である森口尚史東京大学研究員の苦悩する顔が1日に何度もテレビに登場する。
発端は11日の読売新聞の1面トップ記事だった。1日1000万部を発行するこの新聞は「日本人研究者の森口氏を含む米ハーバード大学の研究チームがiPS細胞で心筋細胞を作り今年2月以後に心臓病患者6人に移植手術をし、患者全員が良好だ」と報道した。
読売新聞「誤報と判断」 iPS移植問題
13日付朝刊で説明「iPS細胞から心筋を作り、患者に移植した」とする森口尚史氏の主張に疑義が相次いでいる問題で、11日付朝刊で「移植」と最初に報じた読売新聞は13日付朝刊で「森口氏の主張に基づいた一連の記事は誤報と判断した」と説明し、「おわび」と検証記事を掲載した。
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