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スティーブ・ジョブズがウォルター・アイザックソンに聞かせた同じ曲の2つのバージョン

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スティーブ・ジョブズがウォルター・アイザックソンに聞かせた同じ曲の2つのバージョン

同じ人間でも、30年の時間で如何に変化するのかを教えたかったようだ。
人は、経験を積むことによって、得るものと失うものがある。

経験を積むことによって得るものは大きい。この先、どうなるかが読めるようになるからだ。反対に、経験のなかった頃の、この先が読めないからの行動は見事に失ってしまう。

スティーブ・ジョブズがウォルター・アイザックソンに聞かせた2つのバージョンは、それを伝えたかったのかもしれない。

 

ジョブズ伝記本が教えてくれないこと
http://www.newsweekjapan.jp/stories/2011/12/post-2375.php

人生最後の15年でジョブズの中の何かが変わった。
突如、良い上司となり、消費者が欲しがりそうな製品の考案がうまくなった。

部下を見極める目が鋭くなり、彼等の話に耳を傾けるようにさえなった。
たった1度だけ、彼が自分の変化についてほのめかす場面が出てくる。

居間で音楽を聴きながら取材を受けていたときのこと。
彼はまず2種類のバッハ「ゴルトベルク変奏曲」をアイザックソンに聴かせた。

ピアニストのグレン・グールドが22歳のときと、

1955年 Glenn Gould Goldberg Variations

それから約30年後の演奏だ。

1981 Glenn Gould Bach Goldberg Variations

次にジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」の
69年版と00年版を聴きながら彼は行った。

 

Joni Mitchell – Both Sides Now (Live, 1970)

 

Joni Mitchell – Both Sides Now 2000 lives

「人は面白い成熟を見せる」CEO退任後には、友人に「いろいろ学習した」とも漏らしている。
たぶんジョブズも自分の変化に気付いていたのだろう。

だが変化のきっかけや、これほど多くの奇跡を起こせた理由は謎のままだ。
そして彼の口から、それが語られることは永遠にない。

グレン・グールドの年月の差は、残念だがあまりわからない。バッハという完成された作品だからかもしれない。
しかし、ジョニー・ミッチェルのバージョンは、キーも違うし、リズムも違う。まったく別の曲として捉えることができる。どちらが良いという問題ではなく、どちらもが、その時代を反映している。

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