舛添氏公私混同疑惑 「選挙がリオ五輪に重なるので」 “延命”懇願に失笑
「少しの猶予をいただきたい。全ての給与をご辞退し、全身全霊、都民のために働きたい」。13日、4時間にわたる都議会総務委員会の集中審議が終わる際、舛添氏は「委員長」と挙手し、議会側に不信任決議案提出先延ばしを懇願した。
この日、自民党以外の5人が明確に辞職を求め、不信任案が可決されれば辞職か議会解散に伴う選挙が実施される。「(選挙が)リオ五輪に重なり、公益にそぐわない。この時期を猶予し、その上で都知事としてふさわしくないとご判断されたら、不信任案を出していただければ」。舛添氏の訴えに委員会室には失笑が広がった。
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覚悟がないというか、セコすぎる知事の回答にもうかなり、ウンザリしてきている。
男らしく、頭を丸めて、土下座するなどのパフォーマンスをできる芝居根性すらない。
給与も、全額辞退するという…。確か…半額から全額とは?舛添知事からすると、もうこれほどの譲歩はないという判断だったのだろう。この人は、自分のやっていることが、本当にわかっていない。ますます人の感情を逆撫でる保身の姿で、交渉している。
湯河原の別荘も売りに出す…という。寄付でもするつもりがなければ、売却しても誰も喜ばない。自分が使っていない時には、都民に貸出しするとかなぜ?気の利いたことが、言えないんだろうか?
呆れかえるのが、いま辞職すると、都知事の「選挙がリオ五輪に重なるので」という…。もう、空いた口がふさがらない(笑)。
リオ五輪なんて舛添都知事の問題にまったく関係ない。オリンピックの公益性と選挙は関係ない。もしかして、閉会式で登場して、聖火をリオから東京への受け継ぐ聖火リレーの事を言っているのか?
そんなところに出てきたものならさらなるバッシングだ。
もうここまで、きたら、参議院選挙で都知事選挙も同時にしたほうが良い。
このまま、舛添さんが、いることによって、神輿をかついだ自民党、公明党の参議院選挙の国政にまで影響がでてくる発言がまだまだでてくることしか考えられない。
舛添の尻尾切りのタイミングを失うと、自公の参議院の票に多大な影響を与えることは確かだ。いや、むしろ、リオまで自分が残ると、参議院選挙が大荒れになることは明確だということをわかっていない。
きっと、この男のセコさが、自民にも公明にも辞任しないという謀反をおこすことによって、参議院選挙が乱れることを狙っているかもしれない。もちろん、舛添都知事は自公と、辞職をした場合の自分の保身を必死にセコく交渉していることだろう。タダではヤメられないからだ。どんな時にも自分が損をしないように死ぬほど工夫して生きたきたからだ。
もちろん、野党や野合は、政策よりも、舛添担ぎの与党に責任の照準をあててくることだろう。そんな低レベルな政策で、参議院選挙に望まれても困る…。
そうやって、選挙の票が、時の雰囲気に左右されることが一番、国民にとって無駄なことになることは明確だ。
むしろ、国民も都民も腹を決めて、参議院と都知事選 50日以内、と都議選40日以内、も一緒にやれば、経費は一番安く済む。一番このケースで困るのは自民党と公明党だ。しかし、このまま乗りきれる雰囲気でもない。
オリンピックは誰が都知事でもやることは決まっている。たかだか2週間のスポーツイベントで、いちいち迷ってはいけない。世界に恥を晒している人が、世界の東京を代表していることのほうが問題だ。
自民党の選挙対策本部 本部長としての安倍晋三氏の決断が求められている。もしくは、選挙対策委員長の茂木 敏充氏だ。
https://www.jimin.jp/member/officer/
そもそも政治資金規正法が、政治資金を規制する法律にならない限り、経費として、当たり前のように収支報告している議員ばかりだから、すべての議員が、明日の舛添なのだ。
この法律では違反にならない「事件」をきっかけに政治資金を正そうとしないかぎり、都民、国民の信頼はもどってこない。