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先週、「不要品、パソコン、お引き取りいたしまーす」という、アナウンスで車が巡回してきた。
慌てて、事務所を飛び出し、その車を引き止めた。
「使わなくなった、PCと、複合型プリンタ、テレビ、DVDビデオの4点を処分したいんですが〜」と言うと、
「はい、いいですよ。ちょっと見せてもらえますか?」といわれて、倉庫に案内した。
「すると、ひとつ2000円くらいですね」と言われた。
たったの2000円にしかならないのかと思いながらも、使わないから、まぁいいかと思って、
「お願いします」と答えて、一緒に車に積み込んだが…
その悲劇はそこから、はじまった…。
荷物を一通り、トラックに積み込んだ後、
「合計で8,000円になります」と言われた。
「はい。ありがとうございます」と答えた。
両者ともしばし沈黙…。
「あれ、8,000円ですよね?」とボクが確認すると、
「はい、8,000円です」と、またもや沈黙の時間…。
恐る恐るボクは、聞き返した。
「8.000円いただけるんですよね?」
すると、恐怖のアンサーが帰ってきた…
「いえいえ、8,000円ウチが頂くのです」と言われた。
ま、まさか!モノをあげてお金を取られるとは…
役所では有料廃棄があるので、知ってはいたが、古物商機能としての廃品回収までも、有料廃棄になっているとは知らなかった。
最初から、
ハードオフ
http://www.hardoff.co.jp/
に行くべきだったかな?
まったく 自分が浦島太郎状態であった…。
「だったら、まだ、使えるので使います」というと、「もう、積んでしまったので、6,000円でいいですけど…」と言われたが、もらえるものと支払う差額での感覚は、1万円以上も差額が発生しているので、お断りをした。
今度は、申し訳ないので、一人で、倉庫にまで運び直した。
なんだか、PCリサイクル法や家電リサイクル法とやらで、廃棄が有償になったことにより、ボクのようにリサイクルにまわらない製品もでてきたのかもしれないと思う。
そこで、調べてみると、「パソコンファーム」という無料引き取りのビジネスがあった。
ここであれば、PCはデッキなどを送料負担だけで廃棄できるという。
これは、現場はすごいことになるのではないかと思いながら、メモしておくことに。
パソコンファーム
http://www.highbridge-computer.jp/recycle/
不要PCを無償でリサイクル処分してくれるパソコンファーム利用体験記
〜宅配便で送るだけの超簡単システム
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20090414_125316.html
すごいビジネスだ。
宝の山となるか、ゴミの山となるか、しかし、分別の人的コスト、倉庫維持コストなど膨大でも、流通経路を確保していれば成立する産業なのかもしれない。
価値のわかる、流通業者であれば成立しそうだ。
また、本やDVD、CDであれば、ブックオフがこんなサービスを始めている。
らくらく買い取り
http://www.ebookoff.co.jp/sell/nid/rakuraku
おためし査定
http://www.ebookoff.co.jp/sell/nid/assess
ポストにポン買い取り
http://www.ebookoff.co.jp/sell/nid/post
送料はブックオフが負担なので、段ボールにいれて送ってしまえば、あとは入金を待つだけだ。
当然、送料分と銀行への入金手数料を差し引きされている金額が入金となる訳だが、店頭に販売に行って、番号札を渡されて、待たされて査定される。
交通費を使って時間を使って、たったの数十円で引き取られると、とっても「わびしい気分」になるので、この方がいいのかもしれない。
しかも、見積もり料金が気に入らなければ送料負担で送り返してくれるともいう。
しかし、こうやって宅配で流通しているものが、不要品というのも、宅配便の業者さんや地球環境にとっても悪い気がしてきた。
シェアモ
http://www.shmo.jp/
だと、不要になったものを貸し出すことができる。借りたい人が送料を負担するというもの。
映画のDVDセットや音楽CDなどは、レンタル店に行くよりも送料を負担するだけだからお得な感じはする。
買うよりシェア、捨てるよりシェア
シェアリングエコノミー的にもいいのかも。
これは一度試してみて、またレポートしてみたい。