http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040510i403.htm
警察ももっと勉強してから、切符をきらないと…。
もっとこれからも変わった乗り物についての対応法を考える必要がありそうだ。
三輪自動車を運転中、大阪府警西成署員にサイドカー付きのオートバイと間違われ、道路交通法違反(ヘルメット不着用)の反則切符を切られた大阪市内の男性(42)が、府を相手に慰謝料など110万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしていたことが10日、わかった。
同署は男性の抗議で、勘違いに気づき、行政処分を取り消して謝罪したが、男性は「精神的な苦痛を受けた」として今年になって提訴した。
訴状などによると、男性は昨年7月中旬、同市西成区内の国道で、三輪自動車で信号待ちをしていたところ、署員に「ヘルメットをかぶっていないので違反」と指摘された。男性は「自動車なので不要」と反論したが聞き入れられず、約30分間の押し問答の末、反則切符を切られた。
三輪自動車はフランス製で、本体の後輪とサイドカーの車輪の車軸がつながっており、道交法上普通乗用車扱いとなる。近年愛好家の人気を集めているが、まだ国内では数が少なく、勘違いを招いたらしい。
�(2004/5/10/12:07 読売新聞 無断転載禁止)