MacBook Pro – QWERTY Keyboard – Apple
Appleのおしゃれな、MacBook ProのTouchBARのCM
TouchBARがQWERTYキーボードを再発明したとでもアピールするかのようだ。
しかし、キーボードのQWERTYキーボード配列は、最初のままいまだに使用されている。
あくまでも、このキーボードの配列は、タイプライターを高速で打ってもジャムらないような構造で作られた代物だ。
タイプライターのセールスマンが typewriter と、高速に打つために配列しているとも言われる。
QWERTY配列は1882年
https://ja.wikipedia.org/wiki/QWERTY配列
現在のQWERTY配列になったのは、1882年。今から [my-age birthday=”18820101″] 年前のリニューアルだった。
タイプライター以前の「電信印刷機」という電信機の端末には、ピアノの鍵盤から発想されたキーボードであった。
そのキーボードの改良からQWERTYキーボードが生まれる…。しかし、130年もの年月にわたりつかわれてきた「レガシー」をなぜAppleは再発明できなかったのだろうか?
完成度が高いからという理由ではなく、完全に普及してしまい、今更変更するほうが大変なまでに親しんでしまったからとしか言いようがないだろう。
合理化されて、便利になったとしても、今までの後天的に覚えた、QWERTY方式のキーボード以上の発明がなされていないともいえる。
かつて、日本には富士通が開発した「親指シフト」という秀逸な入力方式があったが、富士通のマシンだけが搭載するという戦略によって、自然淘汰されてしまった歴史的背景がある。
もしも、富士通がこの方式を採用するように、ライセンス不要だったりすると日本の入力スピードはもっと変わっていたことだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/親指シフト
『 Touch Bar 』こそ未来を変える可能性を持っている
QWERTYを再発明することができなくても、ノートPCでタブレットメタファーの画面をタッチすることほど、運動生理学的にも無駄なことはない。基本的に、qwrtyを使い続けるのならば、 LENOVOにIBM時代からのトラックポイント特許をライセンス(※Appleは死んでもそんなことはしないだろうが…)するか、巨大化するトラックパッドを『 Touch Bar 』化することだろう。
まず、QWERTYのうち、ブラインドタッチしない部分は、『 Touch Bar 』にしてしまえばよい。『 Touch Bar 』に『 TouchBar Pad 』を追加するのだ。コマンドキーを押しながら、『 TouchBar Pad 』で擬似マウスパッドメタファーでマウスを再発明はできるはずだ。
少なくとも、来年には、トップ2段目の数字キーも『 TouchBar 』の2段目になっていることだろう。
なぜかというと、テンキーではない、数字キーをブラインドタッチで打てる人は非常に稀有だからだ。
数字は目視で確認して打つくらいならば、『 Touch Bar 』で良いじゃないか。
少なくとも、2段のスペースがあれば、『W Touch BAR 』となり、ノートパソコンなのに、タブレットの操作性が加わるからだ。
Appleのノートパソコンの再発明に近い現象が起きる可能性を 『 TouchBar 』 が秘めている。
そう、現在の『 TouchBar 』は1980年代の初代ワープロの40行の液晶ディスプレイと同じ状態だからだ。
対応アプリが増え始め、さらに上部2段の『 TouchBar 』とスペースキーより下部の『 TouchBar Pad 』部分は十分、タブレットで培った技術を反映できるブラインドタッチから視点移動した際の入力デバイスになる可能性ができる。ホームポジションから視点を動かしたならば、パームレスト部分も含めてキーボードを再発明できる可能性はまだまだ秘めている。
マイクロソフトがノートでもディスプレイに触らせることにやっきになっているうちに、次のフェイズのUIテストを現在のMacBookProで開始しているのだ。